2022年8月29日月曜日

送りバント

 長男の後輩たちがインターハイに出場したとのことで、本人はこの夏、現地に応援に駆け付けていた。

男子が12年ぶり、女子は20年ぶり、同時出場は実に60数年ぶりだったという。

長男が高3の時に高1だった子たち。皆、高校から始めた子ばかりで、女子が新聞でも取り上げられた。

大谷翔平の登場により、何かと「二刀流」が話題となる昨今。公立進学校の醍醐味のひとつは文武両道で、スポーツにおいては私学強豪校を、勉学においては中高一貫校とガチで勝負するところにあるだろう。勝負できるのは、ごく一部かも知れないが。

同校は昭和58年、59年にはそれぞれ男子、女子でインターハイ制覇も達成している古豪。折しも昭和60年につくば科学万博が開催され、それ以降、筑波研究学園都市の発展とともに、同校に集まる生徒の母集団は、どちらかというと勉学優先に傾倒していったのかも知れない。ちなみに同校は、昭和59年に取手二高でPLを倒し、その後、常総学院を築いた木内監督の母校でもある。

長男の学年は高3時のインターハイも夏の甲子園も中止だった学年。また、高2の頃は関東大会が行われた山中湖かどこかで、アウェイの戦いのため現地状況を把握できておらず、地元漁民の嫌がらせの罠にはまり、仲間が惜しくもインターハイ出場を逃した(詳細は省く)。

一方で、長男が高1の頃の高3の先輩が、今年、旧帝大からインカレに出場していることを知った。

そんな長男は大学ではワンダーフォーゲル部。この先、ヨットに回帰するのか、さらに本格的に山を極めるのかはこの先のお楽しみ。