2022年10月22日土曜日

パナソニックの洗面台混合水栓

 住んでいるマンションがかれこれ築15年を越えてきて、昨年あたりから水回りの水漏れ等が発生している。

昨年は、浴室のシャワーからポタポタ水が垂れだした。混合水栓のカートリッジを交換したら治った。[KP733]KVK 切替カートリッジ MS8200用切替弁で5,000円くらい。

今年は、 洗面台の混合水栓である。洗面台の下を開けると水受けのポリタンクがあり、そこに水が溜まりだした。今回は、ホースがいかれたらしい。下の図の⑬の部分である。あらかじめタンクを備えているところを見ると、仕様として避けられない想定された不具合であるようである。マンション内の他の居住者の中でもこの漏水に気づかずに、下の階にご迷惑をかけた事例もあったようである。

現行のモデル(CQSFL325T1)であれば、ホース⑬の部分のみの部品交換が可能なようだ。しかし、我が家のタイプはホースとヘッドを分離できない一体型らしい。

そこで、ホースからヘッドの部分全体を交換できないかと考えた。以下の部分になる。この部分は、全体としてはCQ783B09というパーツ番号がついているが、その構成では売られていない。

それぞれのパーツに対して、それぞれ以下の品番で売られている(値段は2022年10月現在)。

⑪CQ783B10K(約2,500-3,500円)
⑫CQ783B11X(約770円)
⑬CQ783B12SK(約6,500円)*赤丸部分(袋ナット)を含まない

ここで、袋ナット(赤丸部分)については品番が挙げられていないのがネックである。サイトによっては「このパーツは単品では売られていないので、現行のものを再利用するように」と書いてある。パナソニックのサイトで検索しても出てこない。

しかし、ネットを探すと出てきた。

CQP91056C(約1,500円)『シャワーホース用袋ナット,シルバー色,ホースと吐水口の接続用(CQ783B他水栓用,ホースCQ783B12SK用)』とあるので、間違いないだろう。

ただし、楽天とヤフーショッピングでは扱っているショップが1社しかない(同じところが両方に店を出している)。

ちなみに㉘はなくても支障ないと思うが、必要なら現行のものを使いまわせるのではないか。

これらのパーツを買いそろえると、1万ちょっとで直せることになる。

本体自体が腐食したり、レバーが硬くなったりしている場合は、本体全部をCQSFL325T1に交換したほうが良いかも知れない。2万円ちょっとでできる。昨年より若干値上がりしているが。