比較的近い関係の夫婦の中3のお子さんに、ある高校の野球部から授業料免除の特待生として声がかかりました。「寮費だけでいいから」とのこと。
その夫婦は子供にその高校への進学を勧めたものの、結局、本人は行かないことを決めたそうです。同じ中学には3チームから声がかかっている子もいる中で、自分の実力を冷静に判断した結果なのかもしれません。
しかし、一方で、将来つきたい仕事が既に決まっているのであれば、一時の夢を見る必要がない時代なのかも知れません。一時の夢を見るために、それがうまくいかなかった時の不確定要素(のほうが大きい)を受け入れるより、そこに確実な幸せな人生を送れそうな選択肢があったから、それを選んだまでかもしれません。
現代は、夢のない時代だとも言われます。「テレビの中に夢が無い」、などとも。社会全体が昔に比べて豊かになったのはもう一昔前の話で、今は後退の局面かも知れませんが、であるから尚更、子供たちは現実的な選択をするのだろうか、とも思ったりしました。今の生活に満足していれば。しかし、それは決して悪いことではないとも思いました。我々親の世代とは、時代が抱えている世相が違えば価値観も違うのでしょう。
その夫婦は子供にその高校への進学を勧めたものの、結局、本人は行かないことを決めたそうです。同じ中学には3チームから声がかかっている子もいる中で、自分の実力を冷静に判断した結果なのかもしれません。
しかし、一方で、将来つきたい仕事が既に決まっているのであれば、一時の夢を見る必要がない時代なのかも知れません。一時の夢を見るために、それがうまくいかなかった時の不確定要素(のほうが大きい)を受け入れるより、そこに確実な幸せな人生を送れそうな選択肢があったから、それを選んだまでかもしれません。
現代は、夢のない時代だとも言われます。「テレビの中に夢が無い」、などとも。社会全体が昔に比べて豊かになったのはもう一昔前の話で、今は後退の局面かも知れませんが、であるから尚更、子供たちは現実的な選択をするのだろうか、とも思ったりしました。今の生活に満足していれば。しかし、それは決して悪いことではないとも思いました。我々親の世代とは、時代が抱えている世相が違えば価値観も違うのでしょう。