第一日曜日と重なった今年のこどもの日は、特に外出することもなく、午後はCSの無料放送を流しながら過ごした。
午前中、実家から宅急便が届いた。数日前に「じゃがいもを送ってくれ」と頼んだところ、他に送るものがないから、もうしばらくしてから送ろうか?灰汁(あく)巻は冷凍しておくというので、「冷凍した灰汁巻はまずいから送らんでよか」というと、じゃあ、すぐにでも送るということでおととい発送したものだ。届いたダンボールを開封すると、灰汁巻も入っていた。冷凍されていなかった。どんだけ灰汁巻送りたいねん。もしかして、端午の節句には灰汁巻食べる風習でもあったかな。
他にヨーグルッペが4個入っていた。人数分ということだろう。ちなみに灰汁巻は3巻入っていた。人数分とすると、我が家の男衆は食べろということか。やはり、端午の節句には灰汁巻を食べる風習があるという方向で考えておいたほうが良さそうだ。
ちなみに灰汁巻は今回、初めてスーパーで購入したものが送られてきた。住所に曽於市大隅町とある。本土で製造したものが、島にも流通しているということか。以前は母が自分で作っていた。正月の餅も餅つき機で自分でついていた。そういえば、今年は正月の餅も市販のものを送ってきた。昨年末に「もちを送る」というから、受け取ってみると佐藤の切り餅だった。佐藤の切り餅はこっちでも売ってるっペよ。俺ももう茨城のほうが長くなったっぺ。
灰汁巻にせよ正月の餅にせよ、島では各家庭が作っていたものだが、うちの実家ももうその風習は廃れつつあるようだ。本土から来た弟の嫁は、受け継ぐのだろうか。
灰汁巻に話を戻すと、送られてきた灰汁巻はもっぱら私が食べる。子供たちは食べない。京都・和久傳の西湖はよく食べるが。今は食べなくてもいいが、あの洗練された西湖の原型をたどれば南西諸島に、そしてさらに中国の浙江省あたりにまで行き着くことを、大きくなったら気づき、そして大切に感じるようになればよか。
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