2025年12月27日土曜日

都市部のBook Off(ハードオフ)と郊外ロードサイトのそれとの違い

 今回の帰省前に、妻の実家の古いデスクトップPCが起動しなくなったと聞き、原因を想定していろいろ準備して今回の帰省に臨んだ。そのPCは今はサブの扱いなので、修理が終わった後にWindows Updateで確認したら私が夏の帰省の際に起動して以来だった。今回は年賀状印刷のために起動しようとして故障に気づいたらしい。

原因は電源の故障だった。レノボのオーダーメイドの電源だったが、取り付け方を工夫するとTFX電源を使いまわしてつなげることができた。その電源は、私が「存在を忘れるほど静かなPC」を目指す過程でドロップアウトしたパーツだったが、再利用の道を見つけることができて、今回の帰省はこの上なくいいスタートを切れた。次回の帰省の際には、もうひとつ余っている同型のものをバックアップとして持参する予定だ。私のエコシステムのエリアが拡大した。

同じブックオフ(ハードオフ)でも、都市部と郊外ではやや品揃えが異なる。京都市内のブックオフにはジャンクコーナーは見当たらない。自宅の近所の店舗もかつてはジャンクコーナーがあったが、今は縮小してその魅力は少なくなった。東京の秋葉原も、値段がつかないけどまだ使えるジャンクパーツの売り場はもうないのではないか。ジャンクコーナーで見つけたATX電源を買って帰ったら、本当のガラクタで洗礼を受けたことがある。

使えるジャンクパーツの掘り出し物を探そうとすると、地方のブックオフに足を延ばすほかない。最新メモリの供給が滞ることで、その市場に活気が出ることがあるだろうか。



2025年12月25日木曜日

クロスボーダー検査

 アメリカで製造した自動車は厳密には日本とは安全基準は異なるが、追加の検査なく日本に輸入可能となることが決まった。これはアメリカの都合で必要のないものを押し付けられた側面が強いが、個人的に次に期待すること。

現在、アメリカでしか実施できない医療に関する検査を日本でも保険適用とするために、その検査した結果を解析してアメリカから日本へ報告するという部分を「プログラム医療機器」とみなして評価し、承認されたものに対して保険適応するということが抜け道的に行われている(ざっくりいうと)。

正直言って、このプログラムの部分は、日本の保険を適用するための追加開発コストでしかない。この部分がなくなれば、日本が開発できない検査の日本市場への投入が早まるだろう。

車よりもこっちのほうがよっぽどreciprocity(互恵性)があるのではないだろうか。

大谷翔平の名前の漢字の由来

 親が子供の名前を考えるときほど、崇高な理念を思い描くことはないのではないだろうか。

気になったので、大谷翔平の名前の由来を調べてみた。ChatGPTはありきたりな説明だったが、Geminiは納得のいくエピソードを拾ってきた。


2025年12月23日火曜日

それぞれの笠松陸上競技場。

 J2の番人だった水戸ホーリーホックがJ1に昇格することになり、そのスタジアム要件を満たす競技場として近い将来、笠松陸上競技場にホームを移転することが非公式の情報として流布している。

笠松陸上競技場は県北にあるので、陸上部以外、県南の人はあまり縁がないかも知れない。

私にとっては忘れもしない、東日本大震災が発生した翌日に、日立市から国道6号をひたすら石岡市までママチャリで走破した際に、途中で低血糖になりしばらく気を失って横になっていたのがその前庭広場だった。

 

目が覚めて再び進むと、そこから5キロあまり下ったところに山崎製パンの工場があった。当時は付近にデイリーヤマザキストアがあって、そこでちょうどパンの無料配布を行っていた。店舗ではペットボトル他在庫の商品も買えた。そこで一通り食料を仕入れて、水戸を通過し、無事に石岡にたどり着き、家族が迎えに来た車で拾ってもらった。携帯は通じないがたまにある公衆電話は繋がり、「ロッコク(国道6号)で下るから上ってきて」という(非常時ほどローテクで)原始的な待ち合わせが機能するという事例だった。

すぐにまたJ2に逆戻りとなって、笠松を使うのは一過性になる可能性もあるのだろうが、あの日のことを思いだすのには良い機会であった。


マンションの理事、今年も回避(21年連続)。

 厳正な抽選の結果、7名(理事の半数)の候補が選ばれました。

とのことだったので、立候補者が7名以上いたことが示唆された。竣工当時からしばらくは、立候補者が足りなくて抽選で貧乏くじを引かされる状況だったと思う。

時代が変わったのか、住んでいる人が高齢化して老後の活動として参加し始めたのか。

うちのマンションのエコシステムを考えたとき、理事は供給が足りている。周辺のゴミ拾いもそこそこいる。強いて言えば、足りないのは「落ち葉の清掃」だろう。この週末、明治神宮外苑でゴミ拾いボランティアをやっていたようだが、実際は落ち葉のほうが課題だったのではないだろうかと想像する。

街路樹があるエリアは、得てしてそうなのではないか。

マッサンの再放送始まる。

 2014年下半期の朝ドラ「マッサン」の再放送が始まりました。当時、まだ東京に通っていたため(朝は見られないので)、録画で見ていたのか、土日に見ていたのか忘れましたが、大方見ていたことは確かです。現在は、NHKプラスで好きなときに見られるようになりました(1週間以内)。

ヒロイン(シャーロット・ケイト・フォックス)が日本語を習得する姿にも心打たれ、そのときに得た財産で、直後に「京都人の密かな愉しみ」にも何度か出ました。その「京都人」の方も年明けには新シリーズが始まります。現在進行中の最新朝ドラにも出ていると今知りました。

その前の枠の昼のニュースで、「水戸赤十字病院 特定技能在留資格のインドネシア人を初採用」のニュースがありました。


2025年12月20日土曜日

新入生のパソコンの心配

 三度の飯よりもパソコンが好きな私は、昨今のBTOパソコンの受注停止のニュースを聞くにつけ、少し気が早いが来年4月に大学に入学する大学生のパソコンがどうなるのだろうかと心配している。

数年前、久しぶりに帰宅した息子が「この家にはいったい何台のパソコンがあるんや?」と呆れたことがあるほど、 我が家には1部屋に1台を超える密度でパソコンが据えてある。中には整備しないままのジャンクノートやデスクトップも含め。

Windows10のサポート終了が視野に入った頃、タダ同然で払い下げられて中古PC店に並ぶOS抜きのジャンクを見て、「なぜみんなこの楽しさに気づかないのだろうか」と不思議に思っていたが、そんなジャンクを何台も置くスペースがあることが恵まれているということに気づいた。自分の書斎・寝室とは別に、空いた子供部屋の有効利用として好きに使える部屋があること。

今年始めたことはいくつかあるが、その一つに「AI問答」がある。これに関してはChatGPTのほうが口調がぶっちゃけていて面白い。回答内容はGeminiもほぼ同じなのだが。そこで得られる意見のひとつとして、日本のSTEM教育(今日、別件で最近はSTEAMとAが入っているケースを知った。Artだろうか)に欠けているものとしてLinuxに触れ合うことを挙げている。

中でも、自然科学系の学部でもWindowsのPCの持参を必須として、卒業するまでLinuxに触れずに卒業していくことを一例として挙げている。

先日も触れたように、Microsoft Officeが必須となるケースはOffice365で代用するとして、理系学部は攻めのLinux/LibreOfficeがあってもいい。日系のパソコンメーカーは今もローカルでインストールする家計簿ソフトなどのソフトがいっぱい入ったノートPCを生協とグルになって新入生をカモにするビジネスを続けているのだろうか。

そういえば、Linux環境では仮想環境を使っても年賀状印刷はうまくいかないことのほうが多そうだが、去年で年賀状仕舞いをした私には今となってはどうでもいいことになった。バックアップ用(妻にとってはメイン)のWindowsマシンを残しているので、必要とあればそれで印刷はできるが。

家の近所のイベントホールの敷地内にあった喫茶店が、閉店した後、有効利用されないままになっている。そこにジャンクPCを並べて、ネットカフェ、児童館を兼ねたようなガレージ文化を醸成するような場所を思い描くが、いろいろなリスクを考慮すると実現は難しいのだろう。賛同する人が各ご家庭で実践することを願いつつ、理想の姿はチラシの裏にでも残しておこう。