仮面ライダー電王のイマジン(distros)とフォーム(デスクトップ環境・フレーバー)である程度、うまく例えられるような気がしている。
仮面ライダー電王はうちの子どもたちがリアルタイムで見ていたうちのひとつで、全世代を通じても人気のあるシリーズと思うが、イマジンが憑依する(英訳するとposessと出る)というのはハードウェアにOSをインストールするという行為を他にない表現で例えているように思う。
子どもたちが見ていたときは、ストーリーはちゃんとは理解していなかったが、「あのときの変身ベルトはそういうことだったのか」と今更ながらに理解しているところだ。
お気に入りのディストロを「正義のイマジン」とすると、バグばかり吐いたり日本語入力がうまく行かないディストロは「悪のイマジン」という位置づけになり、結果として憑依できない(インストールしてもらえない)。
興味のある方はこちら。
追記
「記憶こそが時間」をはじめとする多くの名言を残したこの「電王シリーズ」は、記憶や時間について独特の感性で切り込んでいて、私にとっても印象深いシリーズだった。というか、自分が観た唯一に近いシリーズがこれだったことがとても幸運だったと言える。
人の幸せに寄与する大きな要因として、『資産』と『寿命』があると思う。『お金』と『時間』と言い換えたほうがわかりやすい。お金はためておくことができるが(ストック)、時間はためておくことはできない(フロー)。一方、時間は、生きている限りは万人に平等に与えられている。
そのためておくことができない時間も、記憶というかたちで残すことができる。
記憶こそが時間。
ここでいう「人生が豊かになる」というのも、「時間」の観点からみたことなんだろうなということをなんとなく思って、記憶に残った。
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