2025年10月11日土曜日

総理大臣からの手紙

 今回、現在の総理大臣が退任するにあたって談話を発表するとのことであった。今回の総理は在任中も広島平和式典等でのスピーチの評判が高く、さらに退任が決まってからの行動に感心する点が多かったことから、一度、聞いてみようと思った。

その談話は、方々からの意見などもあり、「◯◯談話」と呼ぶことは見合わせ、「ショカン」とするとのことであった。私は当初、その漢字は書簡であると勘違いし、「そうか、総理大臣から国民への手紙か」と感心したが、それは私の勘違いで、正しくは所感だった。

その全文が官邸より公開され、それを読む限り"書簡"と読んでも差し支えない気がした。

所感といえば、昔、あるグローバル企業の末席で教育を受けた際に、報告書を書く際には冒頭か末尾に「所感」として自分の見解を述べよ、と教わったが、その文化はまだ残っているのだろうか。私が所属した子会社はその後、グループ外に売却され、今は社名も残っていない。グループ外に出てからはそれはルールではなくなっているかも知れないが、ノウハウとしては息づいているかも知れない。

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