今朝は、次男のラグビーの練習が10時からあり、午後は6年生のお別れ会で16時までクラブに預けている。
昨日は子供らが通う小学校で卒業式があった。妻が撮ったビデオを見る限り、父親の出席も多かったようだが、私は出席しなかった。幼稚園の入園・卒園式、小学校の入学式までは私も出席していた。妻とはなんとなく暗黙の中で「父親まで一緒に来なくていい」という空気があった。敢えて私も出席するかしないかは聞かず、妻も聞いてこなかった。
昨日の卒業式では、通っていた小学校は制服がないため、卒業生は次に進む中学校の制服を着て出席することになっていた。大方、最寄りの公立中学校なのだが、都内の私学、近隣の私学、中には遠方の私学の制服も見受けられた。
子どもたちなりに、別れがあり、また来月には出会いがある。
小学校に入学する頃までは、親が手を引き、親の付き合いの延長に子どもたちの出会いもあったのだろうが、今ではすっかり自分の手で友との輪を広げられるようになった。
自分が小学校を卒業する頃は、まさか3年後に島を出て、鹿児島市内の高校に進むことなど想像もしていなかった。
当時、種子島には行商の人が、家庭に備える常備薬の薬箱からスーツ、布団、百科事典など色んなものを売りに来た。鹿児島からフェリーに車ごと載せて4時間かけて。うちの家にも当時、薬箱が4つぐらいあり、定期的に補充にまわってきていた。
その中で育英社というところが通信教育の教材を売りに来た。うちの親も気がいいのか、「お前がちゃんと勉強するのなら」ということで契約してくれた。親自身ももっと若いうちに勉強したかったというのもあったのかも知れない。結果的に、3年間、滞納することなくすべての教材をやり終えたと思う。
長男の人生が、わたしにとってのそのような時期とオーバーラップしてくる。
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