2015年3月25日水曜日

解せないニュース

東洋ゴムの耐震強度の問題。私はなにかしっくり来ないものがあります。

あのような技術(免震・耐震)は、アイデアは施行側(ゼネコン)が出していて、ゴム会社は要求仕様のゴムを納品するだけのはず。ゴム会社が強度を偽ったとしても、受け入れ側のゼネコンが受け入れ検査で強度を検査して、要求を満たしていなければ受け入れを拒否するのが普通ではないだろうか。

極端な場合であれば、ゴム会社は名前すら出てこないケースもあり得たのではないかと思う。そこで、数あるゴム会社の中で当の会社が受注して、よせばいいのに会社名まで出して商品としてアピールしたところに、ゼネコン側との契約において免責の部分で不利な部分があったのだろう。

似たような例で言えば、海外製の心臓のペースメーカー。構成する部品の半分以上は日本製と言われる。しかし、メーカーの名前は表に出てこない。極端な場合だと、同じ会社で働いていても事業部が異なれば自社製のパーツが使われていることを知らないこともあるだろう。それは何かあった場合のリスクヘッジとして、納品側(この場合日本メーカー)は一切の責任を免れた契約にしているのだろう。

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