中国共産党の一人っ子政策と、農村部における男尊女卑(跡継ぎのために男の子を望む慣習)の狭間で犠牲となった女の子が孤児院に預けられ、養子縁組の結果、米国の里親に引き取られるという事例が多くあったという。そのドキュメンタリーがBS1で放送された。現在、一人っ子政策はすでに2016年に廃止され、また、都市部においては男尊女子の価値観は薄らいでいると聞く。
少し前にはGIベイビーをめぐっての同様のドキュメンタリーがあった。また、それに近いところで草刈正雄のファミリーヒストリーは神回との評価だった。人は、そこに必ずしも期待するような現実がないとうすうすはわかっていても、知らないという状態に耐えられず、知ろうとして現実を直視することを望むもののようだ。ただし、今回の番組は、草刈正雄を含むGIベイビーの回よりは救いが多い番組だったように思う。
正直に言うと、私は今までアメリカという国家が怖かった。しかし、番組で報じられた養子縁組で中国人の赤ん坊を引き取った夫婦、特に婦人を拝見させていただくに及び、私の中でのアメリカ観が変化した。
以前は、テイラー・スイフトが流れると「あ、現代版のスザンヌ・ヴェガだな」と思ったりしていた。最近になってようやく、テイラー・スィフトとして聴けるようになった。そのきっかけの一つが、下の動画。これと併せて、これも先日BS1で放送された角野隼斗さんの街角ピアノニューヨーク編を見て、ニューヨークに行きたくなった。
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