2023年3月30日木曜日

電離層・大地導波管伝搬

 最近、またラジオをよく聴く様になって、思い返せば、私の青春時代はラジオと一緒だったことを思い出した。

中学生、高校生の頃は、受験勉強の傍ら、ラジオを聴いていた。それがエスカレートし、オールナイトニッポンの2部を聴くようになって、受験勉強とラジオのどっちが主目的かわからなくなった。ラジオを聴く生活は大学時代まで続き、周囲の友人と「石川よしひろのオールナイトニッポン」にハガキを書くまでになった。

中学・高校時代(@種子島&鹿児島)、昼間は受信できるMBCラジオは夜間は受信できなくなった。一方で、遠い福岡のKBCラジオ(朝日放送)は、昼間は受信できないものの、なぜか夜間には受信できた。その不可思議な現象はタイトルに書いた現象によるものらしい。私の中では「成層圏反射」と呼んでいた。

現在は、Radikoで九州地区を選べば、鹿児島に住んでいても昼間もKBC放送を受信できるのだろう。しかし、あの頃のような人気番組はあるのだろうか。当時は沢田幸二さんというパーソナリティが『PAO〜N ぼくらラジオ異星人』という番組をやっていて絶大な人気を博し、九州北部を制圧していた(*現在は平日の昼間にやってるみたいだ)。そして、九州南部にも我々のように怪奇現象(題記)を頼みにした隠れ信者がいたことだろう。

焚火の匂い

春の風物詩が桜とチューリップと菜の花に代わって20年余りがたつ。

昔は、菜の花とサトウキビの殻焼きの匂いだった。 サトウキビを収穫した後の畑には、幹からはがした殻がうずたかく残るので、風の弱い日に焼いて、灰にしていた。

昨今は、都市部では勝手に焚火をやると警察に捕まるご時世だ。農村部はどうだろうか。近辺ではサトウキビは栽培されていないが、他に殻焼きが必要な作物があるのか否か知らない。 

 つくば中心部を縦貫する遊歩道の、メディカルセンターの辺りを通りがかると、いつも何かを燃やしている匂いがする。いわゆる焚火の匂いだ。まさか死体ではないと思うが、メディカルセンターか健診センターのどちらかにボイラー室があって、常に石油を燃やしているのだろう。


2023年3月26日日曜日

そして〇になる

 ポイント経済圏の攻防が激しく、一昔前はメジャーな存在であったTポイントの影が薄い。

我が家では、西友、サンドラッグ、コーナンで使えることから、楽天ポイントをメインに使っている。かつてはネットショッピングはヤフーかアマゾンがメインだったが、最近は楽天をメインに使うようになった。ヤフーを使わなくなったことの理由としてはTポイントとの決裂もひとつ挙げられる。アマゾンポイントと同様に、ペイペイポイントでは汎用性のない自家消費のポイントになり下がった感がある。

楽天がポイント商法に熱心なのは、グループ全体として不採算な部分もあるのだろう。

かつてはゴールド会員が最上級のステータスだったと思うが、プラチナ会員が出来て久しく、そして楽天に至ってはその上のステージもあるようである。いつのことからかプラチナ会員だったが、来月から、そのステージに移行するとのことだ。


問:〇に当てはまる言語を選べ

1)父

2)ダイヤモンド会員

3)神戸

2023年3月24日金曜日

〇の卒業

 妹の結婚式の引き出物が、カタログ注文で選べるやつで、当時、イズミの電動シェーバーを注文した。

22年くらい前になるだろうか。

その後、その電動シェーバーは壊れ、またイズミがマクセルの傘下に入って、現在は「マクセルイズミ」の名前で精力的に活動しているようだ(ツイッターの話)。

マクセルイズミの拠点は長野県だろうか(マクセルの拠点は全国にいくつかあり、もともとマクセルとしてシェーバーを作っていた拠点は九州マクセル(福岡)だったと思う)。長野県はエプソンの拠点でもあり、精密機械に強いのはアルプス山脈により水資源が豊富だからだろう。

私も50歳が視野に入ってきて、肌の衰えとともに再び電動シェーバーを検討する気になった。価格コムで評価の高かった、1万円前後の機種(IZF-V931-S)を予定していたが、先日、たまたま訪れた山新で別の機種(IZF-V539)が3,000円くらいで売っていたので、それを買って使っている。使い心地は、悪くない。妹の引き出物よりも、だいぶハイテクである。

ずっと愛用していたシック(クワトロ)のハンドルは、また何かの機会に使いたくなった時のために大切に保管しておく。

問:〇にふさわしい言葉を以下から選べ。

①この支配から

②T字カミソリから

③明日へ


2023年3月23日木曜日

WBC雑感

 日本の優勝に終わったWBCの盛り上がりとは少し距離を置いていた。サッカーのWCと同様に、普段、観ない人までもがこぞって盛り上がる風潮に、日本人に特徴的な「自発的な同化(同調圧力と表裏一体だろう)」と「場の雰囲気」に似たものを感じ、大げさだが「こんな感じで太平洋戦争にも突入していったんだろうな」という空想を促された。もっとも、今回のWBCでは右寄りとされるテレビ局は放映権の関係からか、国民の熱狂をよそに軒並み冷めた態度ではあった。

救いがあったとすれば、MVPに輝いた大谷選手が、すでに米国で活躍している点からもナショナリズムとは別個の次元で生きていて、今回の優勝に際しても「日本が勝ってよかった」で止まっているマスコミや国民をよそに、同じアジア圏の国々に言及して(アジア人種である日本にできたのだから、自分たちにもできる。あるいは、自分たちと日本とではどこが違うのだろう、という発展的な問題意識も推測される)周辺諸国での野球人気の喚起ということに言及したことだった。これらの国々ではすでに少子化のトレンドにあり、国家の枠を超えた競技人口の拡大という共通の目標を共有していることもあるだろう。これは、他のスポーツにとっても言えることだと思う。

主催国である米国が優勝を逃したが、経済効果という意味では、日本やその他の国が優勝したほうが大きかったのではないかという穿った見方もできる。メジャーリーグ自体が(大谷をはじめ)スター選手の排出を海外に依存しているとすれば、大会の意義は先細りとなった自国のすそ野拡大よりも、人材と資源の供給元である海外の人気の掘り起こしという意味では日本は上客だろう。ある意味で、柔道におけるフランスの立場なのかもしれない。限りなく植民地に近い優等生的な投資先が、本国を脅かし、凌駕するまでに成長したことは決して悲しむべきことではなく、輸出した自国の文化が海外で見事に花開き、実を結んだという見方を米国人はするべきなのかもしれない。

誰も言及していないが、今回の実質的な準優勝国はメキシコなのだろう。メキシコ人はおそらくそのように思っているに違いない。米国と国境を接し、メジャーリーガーについても裾野の拡大の部分から貢献していると思われるメキシコがその位置にいることは米国にとってはどうなのか。日本の躍進とは裏腹に、国力の低下を痛感する事例になるかもしれない。政権によっては不法移民を防ぐために物理的なフェンス(壁)を設けて、「同化・一体化」を避けたいとする国家の躍進は、内心、穏やかではないのではないかと慮ってみたりしてみる。

2023年3月21日火曜日

噂の洞峰公園まで

 運動不足のせいか、過食のせいか、最近、やや体重が増えたので、自転車で洞峰公園まで向かった。昨日に続いて二日目。

県から市に払い下げる旨のニュースがあったが、現状、特に変わった様子はない。

次男が高校に通学に使っていた自転車で向かった。次男は高校通学用に全部で4台、自転車を使っていた。1台目は高校入学に際して購入したものだったが、1年時の通学中に自損で廃車にした。2代目は中学の通学にも使用していたものだが、摩耗によりギアがすり減って時々、ペダルが空回りした。その後、しばらく長男が通学に使っていたものを使用していたが、後輪のスポークが何本か抜け、車輪がダメになったので、4台目を購入した。4台目は変速ギアのない27インチの自転車だった。

変速ギアのない自転車だから、さぞ、乗りにくいだろう、と思っていたが、いざ、自分が乗ってみると、それほどでもなかった。多少のアップダウンのあるペデストリアンデッキを、特に難なく公園まで行くことができた。

昨日はコーヒー屋に寄ったので、公園の中には入らなかったが、今日はジョギングコースを2周した。

昨日の帰り道は筑波宇宙センターのほうへ走ったが、桜はまだ2分咲きといったところだった。

今日は、そのままペデストリアンデッキを引き返したが、ペデストリアンデッキの桜は、大島桜がだいぶ咲きほこってきているようだった。

2023年3月19日日曜日

西友の閉店とパソコン工房の開店

 今月末で西友が閉店してしまう。朝8時に開いているスーパーはなかなかないので、その恩恵もあと2週間を切った。あの場所のスーパーは過去にも何度か入れ替わったが、西友もついに力尽きた。

パソコン工房は一度、撤退した後の再出店だ。4月1日開店とあった。こちらは自転車で通える範囲にPCアーツを扱う店舗があると何かと助かる。

あわせて、私の生活も大きく変わることだろう。予定していた5月のマレーシア出張はなくなった。

巣立っていった次男の思い出に浸ることは今月中までにして、来月からはまた新たなチャレンジに邁進しなければならない。勇気をもって。Grit.(ある柔道のトップアスリートのラジオより)。






2023年3月15日水曜日

親父の背中

 「親父の背中」という言葉がありますが、具体的に言語化するとどうなるでしょう?

喜怒哀楽の中では、「哀」に該当するものではないかと思います。

順調に出世街道を驀進する父親(喜または楽)を見て、「親父の背中」とは言わない気がします。

そういう意味で、親父の背中、を見せるとすれば、逆境における生きる姿勢みたいなものかな、と思っています。

2023年3月4日土曜日

I wish I could もしも、人生をやり直せたなら

昨日と今日で、茨城県の県立高校入試が行われている。私がいた鹿児島県の公立の進学校は、中学浪人して入学する人が一定数(1割近く)いた。茨城県ではあまり聞かないが、水戸一高ではまれにいらっしゃる(いらっしゃった)ということを先日、知った。

私の人生が今日ここに至るためには、これまでに歩んできた人生のすべてが必要であったとすると、特に現在、不満は感じていないので、人生をやり直したいなどとは考えない。しかし、もしも別の人生があるとすれば、自分はどんな人生をあゆんだだろうか。それは、見境もない高望みの人生ではなく、これまでの自分の実力で達成可能な範囲として。

ひとつの選択肢として、中学を卒業後、錦江湾高校の理数科に進んで、ヨット部に入る、というのがある。その選択肢は、特にヨットをやるというのは、中学生時点の自分にはなかった。その後の人生で出会った新たな価値ということができる。

今、鹿児島県内、特に鹿児島市外または離島で、鶴丸高校を目指して頑張っている人がいたとすれば、そのルートを通ってきた人間のうちの一人のアドバイスとして、錦江湾高校の理数科でヨットに取り組む、というのが、鶴丸に入ることよりも魅力があるという点に、言及しておきたい。

もっと身近な選択肢として、高校でラグビー部に入るというのがあるが、鹿児島市の場合は灰が降るので、ラグビーをやるうえでは意味のない過酷コンディションだから、鹿児島でラグビーをするというのはなかなか選択肢に入ってこない。