2023年3月30日木曜日

焚火の匂い

春の風物詩が桜とチューリップと菜の花に代わって20年余りがたつ。

昔は、菜の花とサトウキビの殻焼きの匂いだった。 サトウキビを収穫した後の畑には、幹からはがした殻がうずたかく残るので、風の弱い日に焼いて、灰にしていた。

昨今は、都市部では勝手に焚火をやると警察に捕まるご時世だ。農村部はどうだろうか。近辺ではサトウキビは栽培されていないが、他に殻焼きが必要な作物があるのか否か知らない。 

 つくば中心部を縦貫する遊歩道の、メディカルセンターの辺りを通りがかると、いつも何かを燃やしている匂いがする。いわゆる焚火の匂いだ。まさか死体ではないと思うが、メディカルセンターか健診センターのどちらかにボイラー室があって、常に石油を燃やしているのだろう。


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