昨日と今日で、茨城県の県立高校入試が行われている。私がいた鹿児島県の公立の進学校は、中学浪人して入学する人が一定数(1割近く)いた。茨城県ではあまり聞かないが、水戸一高ではまれにいらっしゃる(いらっしゃった)ということを先日、知った。
私の人生が今日ここに至るためには、これまでに歩んできた人生のすべてが必要であったとすると、特に現在、不満は感じていないので、人生をやり直したいなどとは考えない。しかし、もしも別の人生があるとすれば、自分はどんな人生をあゆんだだろうか。それは、見境もない高望みの人生ではなく、これまでの自分の実力で達成可能な範囲として。
ひとつの選択肢として、中学を卒業後、錦江湾高校の理数科に進んで、ヨット部に入る、というのがある。その選択肢は、特にヨットをやるというのは、中学生時点の自分にはなかった。その後の人生で出会った新たな価値ということができる。
今、鹿児島県内、特に鹿児島市外または離島で、鶴丸高校を目指して頑張っている人がいたとすれば、そのルートを通ってきた人間のうちの一人のアドバイスとして、錦江湾高校の理数科でヨットに取り組む、というのが、鶴丸に入ることよりも魅力があるという点に、言及しておきたい。
もっと身近な選択肢として、高校でラグビー部に入るというのがあるが、鹿児島市の場合は灰が降るので、ラグビーをやるうえでは意味のない過酷コンディションだから、鹿児島でラグビーをするというのはなかなか選択肢に入ってこない。
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