2025年12月20日土曜日

新入生のパソコンの心配

 三度の飯よりもパソコンが好きな私は、昨今のBTOパソコンの受注停止のニュースを聞くにつけ、少し気が早いが来年4月に大学に入学する大学生のパソコンがどうなるのだろうかと心配している。

数年前、久しぶりに帰宅した息子が「この家にはいったい何台のパソコンがあるんや?」と呆れたことがあるほど、 我が家には1部屋に1台を超える密度でパソコンが据えてある。中には整備しないままのジャンクノートやデスクトップも含め。

Windows10のサポート終了が視野に入った頃、タダ同然で払い下げられて中古PC店に並ぶOS抜きのジャンクを見て、「なぜみんなこの楽しさに気づかないのだろうか」と不思議に思っていたが、そんなジャンクを何台も置くスペースがあることが恵まれているということに気づいた。自分の書斎・寝室とは別に、空いた子供部屋の有効利用として好きに使える部屋があること。

今年始めたことはいくつかあるが、その一つに「AI問答」がある。これに関してはChatGPTのほうが口調がぶっちゃけていて面白い。回答内容はGeminiもほぼ同じなのだが。そこで得られる意見のひとつとして、日本のSTEM教育(今日、別件で最近はSTEAMとAが入っているケースを知った。Artだろうか)に欠けているものとしてLinuxに触れ合うことを挙げている。

中でも、自然科学系の学部でもWindowsのPCの持参を必須として、卒業するまでLinuxに触れずに卒業していくことを一例として挙げている。

先日も触れたように、Microsoft Officeが必須となるケースはOffice365で代用するとして、理系学部は攻めのLinux/LibreOfficeがあってもいい。日系のパソコンメーカーは今もローカルでインストールする家計簿ソフトなどのソフトがいっぱい入ったノートPCを生協とグルになって新入生をカモにするビジネスを続けているのだろうか。

そういえば、Linux環境では仮想環境を使っても年賀状印刷はうまくいかないことのほうが多そうだが、去年で年賀状仕舞いをした私には今となってはどうでもいいことになった。バックアップ用(妻にとってはメイン)のWindowsマシンを残しているので、必要とあればそれで印刷はできるが。

家の近所のイベントホールの敷地内にあった喫茶店が、閉店した後、有効利用されないままになっている。そこにジャンクPCを並べて、ネットカフェ、児童館を兼ねたようなガレージ文化を醸成するような場所を思い描くが、いろいろなリスクを考慮すると実現は難しいのだろう。賛同する人が各ご家庭で実践することを願いつつ、理想の姿はチラシの裏にでも残しておこう。



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