近所に「Culture Base」を標榜する書店が開店して1か月。当初の予想とは異なり、レンタルもそれなりにあって、さらにレコードまであって、「映像と音楽の民間ライブラリー」かのようである。
書店内をうろつくと、数年前にはじまった「歎異抄」ブームがまだ続いていることを知る。作家による翻訳らしき出版も続いている。そういえば、築地本願寺にも「生誕850年」の垂れ幕が堂々と踊っていたことを思い出す。
その書籍を手に取ることはないが、親鸞聖人が茨城に20年住んでいたことを知ったのは、仕事上の付き合いで、その庵の近くに一時期、足しげく通っていたからである。仕事の帰り道、紅葉の季節に紅葉に魅せられてたまたま立ち寄ったその寺が庵の跡だった。
茨城在住期間だけであれば、私も聖人に並んだ。この先、都に帰るご縁はあるだろうか。すでに息子二人が京都での生活を始めており、私自身はこのまま茨城の土に還っても悪くはないと思い始めている。
先日、はじめて訪れた「栗のいえ」からのルート。
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