2015年2月22日日曜日

常磐線

前回から、昔、ブログで書いたことの続編を書くことを心がけてみる。昔のものを読んだ人がいれば近況報告にもなるだろう。
 
私が単身赴任を始めたのは、2006年3月だった。
寒さが和らぎ、あと何回、このような温かい日が来たら桜もほころぶだろうかと思わせる、暖かな日曜の午後だった。常磐線土浦駅からフレッシュひたちに乗り、日立駅まで。その頃の日立駅はまだ古い駅でエスカレーターも(エレベーターも)なく、昭和の香り漂う鄙びた駅だった。その駅が生まれ変わったのが震災後で、何月だったかは忘れたが、私が単身赴任を終える頃には新しくなっていた。

かつては赴任先から戻る私を家族が車で迎えに来た道路を、今は2週間に1度、長男が霞ヶ浦へヨットに通うときに使っている。

 今日も、そのすでに定番となった月に2回ペースで霞ヶ浦に浮かんで過ごす日だった。

今日の霞ヶ浦は、前回(2週間前)ほどではないにせよ寒かった。雨は降らずに持ちこたえてくれた。前回は雨にも降られ散々だった。

時折、遠くのほうで土浦駅を通過する電車の音が聞こえた。

その常磐線も3月14日には品川駅まで延伸するらしい。新幹線に乗るにも、羽田に出るにも便利になることだろう。

それにあわせて、「フレッシュひたち」という特急の名称はなくなると聞く。今年の春も、ひとつの時代の転換点となることだろう。

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