2023年4月29日土曜日

〇ごと△れ

山崎春のパン祭りも終わり(ほんとはまだ終わってないかも)、手持ち無沙汰にしていた私は、4年ぶりに開催される地域の春祭りに向けて何か一市民として貢献できないかと考えていた。

 近所の公園が会場の一部として使用されることを知り、私はそこの清掃を行うことにした。具体的には草取りである。 朝の散歩を兼ねて徐々に始めたところ、フォロワーが現れたようで、近所の遊歩道が私が知らないところで同じように除草がなされた跡があった。

 改善に終わりがないように、草取りにも終わりがない。 「意志あるところに道は開ける」という格言があるが、分かりやすく言うと、「土のある所には草は生える」ということだ。 つまり、土がなければ草は生えない。よって、草取りをする場合にも、その正しい所作としては、階段の吹き溜まりなどに草が生えている場合は、草を取った後に残っている土ごと除去するということである。つまり、〇ごと△れ。

 問:〇、△にふさわしい語句を選べ。
 〇(俺、土) 
△(刈、取)

地面に敷かれたレンガの目地にしぶとく根を張った雑草を、ダイソーで買ってきた治具を使ってひとつひとつ丹念に取り除く。これくらい丁寧に取っておけば、2年は持つだろう。少なくとも、夏のまつりつくばまで持ってくれるはずだ。出来れば毎年、梅雨の前・蚊が発生する前の時期にパトロールし、メンテナンスすればこの有効性は維持されるだろう。

今回の主な成果は以下の通り。





では、2週間後にお会いしましょう。

2023年4月28日金曜日

4年ぶりの〇

 明日からゴールデンウィーク。例年、それが終わった翌週の週末には地域の春祭りが行われ、ゴールデンウィークが過ぎ去ったさみしさを癒してくれていた。

COVID-19により、その祭りが中止またはオンライン開催となって3年が過ぎた。その騒動も一服した感を見せ、徐々に日常を取り戻すかのように、今月からマスクの着用が個人の判断にゆだねられた。そして、春祭りも実に4年ぶりに実地開催されようとしている。

4年ぶりと言えば、ここ4年以内に引っ越してきた人は、みな、初めてということだ。大学生も4年生で初めての人もいるということだ。県の統計を見ると、市の人口はこの3年で1万2千人増えている。

マンションも増え続けている。この4年以内に完成したマンションも多かろう。そして、完成したマンションの向こうに建設中のマンションがあり、フロンティアは今も拡大中だ。懐かしい春祭りは2週間後。

問:タイトルの〇にふさわしい言葉を選べ。

1)ワールドカップ

2)オリンピック

3)まつりつくば

4)つくばフェスティバル


2023年4月26日水曜日

〇〇は裏切らない

〇〇に入るものとして、

筋肉(筋トレ)、読書、献血、やまびこ弁天、レイドバックバーガー、一麺、一休、3歳くらいまでの子供、犬、、、

逆によく裏切られるものは、

新しくできたラーメン屋、こだわりの蕎麦屋、(◇◇県人にとって)▽▽県人、、、

今回は◇◇と▽▽はクイズにしません。

2023年4月22日土曜日

東京

 らしくないタイトルですが。「あまちゃん」再放送で橋本愛さん演じる女子高生の東京への憧れが熱く語られる場面に来ています。駅で線路に向かって「アイドルになりたい(東京に行きたい)」と絶叫するシーンがありました。

私も途中、一時的に千葉に避難したりしながら、東京で働き始めて足掛け11年になります。避難した期間を除くと、9年弱になるでしょうか。関東以外の人にしたら「千葉も東京」ですかね。ちなみに、東京にはそんなに出てきたかった訳ではありません。

2012年当時、まだ再開発が始まる前の虎ノ門で働いていました。今では、当時、働いていたビルはなくなってしまいましたが、その後、再開発でどう変わってしまったか確かめに何度か訪れました。

虎ノ門ヒルズをはじめ、周辺には次から次へと大規模なビルが建設され、道路も整備されています。街路樹も整備されました。新橋へ続く道路の植え込みが「カツラ」と「サルスベリ」なのは何か皮肉が込められているのかと思ったりもしました。

とても地方都市では考えられないほどの規模の再開発には目を見張るばかりですが、ふと、街路樹の植え込みの足元を見ると草ぼうぼうだったりして、管理が行き届いていない感じがして考え込むことがあります。オーナーシップといいますか、この街を自分のものとしてとらえている人がどれだけいるのだろう。多分、京都ではあり得ないでしょう。

愛宕神社も虎ノ門ヒルズのレジデンスタワー?から直結する通路ができて、アクセスしやすくなった一方で、以前の都会のオアシス的な隔離された感じがなくなって、果たしてそこを訪れる人にはどっちがよかったんだろうと思います。神社にとってはたくさんの人が来るようになってお賽銭が増えてメデタシメデタシでしょうか。

「美味しんぼ」にも出てきた、立ち食いそばの店はなくなってしまいました。その2号店が再開発が一通り終わった感じの大手町「星のや」1階にありますが、何か入る気がしなくて行かずじまいです。虎ノ門や神谷町の路地裏にある小さな店のほうが、味があって落ち着く気がします。

虎ノ門ヒルズに入居していたフランスのコンサルがつくば市に一部の機能を移転することが発表され、プレスリリースでは先月から稼働しているはずですが、もともと外国人の多いこの街ではあまり変化が感じられません。

先日、その入居しているクレオの向いの旧ライトオン駐車場の周囲の植え込みがきれいに手入れされていることに気づきました。虎ノ門ヒルズにはないきめ細やかさのような気がして、うれしくなりました。

2023年4月21日金曜日

さわやかな朝のリフレイン

 

 27秒のところで、下を再生する。


うまくいかなかったら、もう一度チャレンジ。

 


「切ない秋のリフレイン」バージョンもどこかにありますので、興味があれば探してみてください。

2023年4月20日木曜日

どんぐりの木

牧野富太郎博士の生涯を題材とした朝ドラ「らんまん」にちなみ、今日は植物に関する問題を出したいと思う。 

 うちのマンションの我が家が面している側には、大きなどんぐりの木が2本植えられている。厳密にはマンションの敷地外なので、市の管理になる。 

 今から2年近く前(2021年秋)、ある女学生(当時、高校生)のお母さんから「うちの子が学校から自転車で帰ってきて、そこを通ったら、上から何か降ってきたと言っています。あれは何でしょうか?」と問い合わせの電話があった。冬場の夜だったので、見えないし、怖かったらしい。もしかしたら、うちのバカ息子がいたずらで上から石か何か投げていると疑っていたのかもしれない。その頃、そのどんぐりの木は大きく茂り、たくさんの実をつけていた。地面には大量のどんぐりが落ちていた。「たぶん、どんぐりの実でしょう」と答えて、事なきを得た。 

 その後、まもなくしてそれらの木は大きく伐採され、今は生えたばかりの小さな枝を茂らせている。以前のように実をならせ、それを降らせるにはしばらく時間がかかりそうだ。その頃にはもう孫がいるかもしれない。 

 ここで、タイトルを「どんぐりの木」としたが、どんぐりとは実の形状で、そのような名前の木はない。

問題1:この2本の木は、リンク先にある種類の中で、どれか?
(うちのマンションの住人以外、知らんがな)
ヒント:リンク先に挙げられた種類の多くは、植生上、西日本にしかないものが多い。ツクバネガシという名前のものまでそうである。
ちなみに私の実家のある南九州ではマテバシイ(ブナ科マテバシイ属、別名:薩摩椎(サツマジイ))が一般的である。

問題2:次の曲のタイトル「時代は僕らに〇を降らしてる」の〇にふさわしい語句を選べ。
(どんぐり、雨、槍)


(予約公開でした)
問題1の答え(自分が調べた忘備録なので)多分、シラカシ(ブナ科コナラ属)「東日本で単にカシの木という場合は本種を示し、関西ではアラカシ、四国や九州ではアカガシを示すことが多い。」

2023年4月19日水曜日

時事

三島由紀夫が割腹自殺したときに、様々な著名人が声明文を発表した。私もいくつか拝見したが、その中のひとつは三島の形而上的な(観念上の)美学に対する自死の異常さを述べ、それに同調せず、冷静さを保った自衛官を称賛するものだった。もっとも、自衛隊は国家を防衛する組織ではあるが、天皇制賛美のような右翼的な教育は受けていないだろう。また、以前、出身母体が自衛隊の参議院議員がいて、保守的な議員の子飼い的な立場になったとたんに落選した人がいたが、そのことも上記のこと(自衛隊は右翼的な組織ではない)ということの傍証かも知れない。

 今回の首相を狙ったテロ行為について、私も私見を述べたい。お前には聞いていない、という声も聞こえてきそうだが、いつの世もそれぐらいの当事者意識をもって生きなければ生きる意味がないだろう。読むか読まないかは読者次第で。それくらいの当事者意識をもって生きていなければ、いざというチャンスに阿吽の呼吸で動けないだろう。 いわゆる「(ウエイティングサークルで)バットを振り続ける」ということだ。

 今回の件に関して、どこかで大宅壮一編「日本のいちばん長い日」の「斬ってもなにもならんだろう」(文庫本の223ページ、徳川侍従はいった)を引用しているのを拝見した。手元の文庫本を確認すると、徳川侍従はその後、頭に血が上った軍曹に往復ビンタをくらい、眼鏡を飛ばし、顔を腫らすめにあう。終戦宣言直前まで、下級将校の頑なな抵抗があったようである。 その話には続きがあり、エピローグの中で、戦争が終わって15,6年が過ぎた時に、その時の下級将校の一人が家宝の鏡をつぶして作った茶釜をもって、徳川侍従に詫びに来たことが書かれてある。 

 人は絶望したときに、テロに向かうという。 前回の元首相を狙ったテロ行為を合わせると、希望を失った若者が相次いでテロ行為を行ったように見える。1回目の件が世間の同情を集め、結果的にテロによって目的を達成したとみなされた結果、2件目を誘発したようにも見受けられる。しかし、2件目の動機にはどれほどの同情が集まるだろうか。

「日本のいちばん長い日」のあとがきに、昭和の戦争の幕引きは「死者のみに全責任を課した」とあった。後世において真実が明らかになることがあるかわからないが、もしかすると日航機墜落事故の幕引きも同様ではなかったかと訝しがっている。歴史に刻まれたうちのどれだけが真実か。あるいは、歴史に残らなくても、後世にとって良い礎となる確かな石を積むような人生を。

時々思い出しては再読する。初見は高校3年生の時。
http://bungeikan.jp/domestic/detail/909/
「世界が正しく、良くなるために、一つの石を積み重ねるのである。なるべく大きく、据すわりのいい石を、先人の積んだ塔の上に重ねたいものだ。」(佐々木八郎)

まだ未完なので、考えがまとまり次第、アップデートするつもりだ。


2023年4月18日火曜日

令和の〇

 春は①取り

夏草は梅雨を過ぎると一気に伸びる。①取りするなら梅雨入りまでに。

夏は②捕り

夜間照明に集まるものが増える。取らないと、景観に悪い。ひいてはマンション資産価値に響く(かも)。

秋は③取り

遊歩道の視覚障碍者誘導用点字プレートの上にかかっているものはよけたほうが良い。

冬は④取り

私の経験上、ペアガラスでも結露する場所は結露する。まめにとらないと、部屋自体がかび臭くなり、取り返しがつかなくなる。

上記の〇、①~④にあてはまる語句を選べ。

(方丈記、枕草子、太平記、草、クモ、落ち葉、結露、カブトムシ、クワガタ、ザリガニ)

2023年4月17日月曜日

①という名の②

うちの市にはちょっと変わった店がある。 ライトオンの②店である。 ②ではあるが、アウトレットモールに入っているわけではない。 ①という名前で、単独の店舗として存在する。 おそらく、アウトレットモールのライトオンよりも安い。ただし、サイズはそろっていない。 本当のアウトレット店なのだと思う。 店舗で余った製品などが回収されてくるのだろう。

アウトレットモールの店舗は、その店舗用の製品が並べてあって、その場合は一概に粗悪である。しかし、この店舗は実店舗の端切れ品らしきものが回収されてきている風である。

もともとは本社が所在するから、その近所に設けた店舗という感じだったが、今では本社も移転したようで、この②店のみが存続し続けている状態である。

①と②にふさわしい語句を選べ。
ア)ライトオンセカンド
イ)アウトレット
ウ)恋
エ)翼

2023年4月15日土曜日

プライベートビーチ

首相を狙った自爆テロのような行為の2件目が発生し、この国の将来に対する希望の無さもいよいよ目を背けられない状況に来ている。しかし、そのような状況はいくら政治に期待しても、あるいはいくら政治に熱くなったとしても変わらないだろう。

 一方で、日経新聞をはじめ、全国紙のネット記事がほぼ有料化されたような状況にあり、ウェブ上での良質なフリー記事は貴重である。上記も含め、私も何か希望のある記事を、救いのある記事を書き続けたい。

それにあたるかどうかはわからないが、私が長年温めているアイデアをお知らせしよう。私が実現できる当てがないので、だれか賛同する人がいれば、アイデアをパクッてもらってもいい。

私が生まれ育った場所の最寄りの海岸は中山海岸という海岸だが、いつの頃からかサーファーらに好まれ、アニメにも取り上げられ、聖地となったようである。私が住んでいたころは、遊泳禁止のエリアだった(下の動画の1'37"-1'51"。空撮は初めて見たかも)。

 

聖地となってからは来客も増え、騒がしくなったことだろう。そこで私は、私だけの、だれにも邪魔されないプライベートビーチの創造を構想した。島にはおそらくまだ誰の手垢にもまみれていない海岸がいくつかあるだろう。その候補のひとつが、下の写真の赤丸の場所だ(写真をクリックすると拡大されます)。


先述の中山海岸のすぐ北に位置する。Googleマップでいくと、以下の場所になる。
(赤丸の場所を指定できないので、中山海岸を指定した。)


この場所には現在、海岸沿いに行く以外に道路は通っていない(Googleマップを拡大してみればわかります)。また、わたしはそのような手段で、この場所には行ったことがない。つまり、北側または南側から海岸沿いに誰か来ることは、ほとんどないだろう。

よって、付近の農道と海岸の間にある山林を買い取り、ここに私道を通す。可能であれば鍵付きの門(ゲート)を設ける。これでその私道を通って海岸までいけば、プライベートビーチの完成だ。

もし、需要があれば、通行料をとって商売することも可能だろう。なんか、そんなニュースが九十九里浜のほうであったような気がするが。

2023年4月6日木曜日

メジロ捕りの思い出

 NHKラジオのラジオ深夜便の明け方の番組で、鶯とメジロの話をしていて思い出した。島にいた頃、まだ暖かくならない寒い時期に、島にメジロが渡ってきて、父とそれを捕ったことがあった。私がまだ小学校低学年の頃だから、昭和50年代後半、1980年代前半の話である。ラジオによると、現在では野生動物の保護法違反か何かで捕まるという。

捕る方法は、それ用の網もあったが、トリモチという、スライム状でもっと粘着力の強いものを木の幹につけて捕っていた。そのモチに止まると、足を取られて羽ばたけなくなる。それを遠くの物陰から見ていて、止まると見るやすぐに駆け付けて生け捕りにするのだ。

ラジオでも言っていたが、見た目は鶯よりもメジロの方がきれいなので(鶯はさえない茶色系で、鶯色とは実際にはメジロの色のことをいうのだという)、世間的には鶯は捕らないし、私も鶯を捕ろうとしたことはない。しかし、メジロは飼いならすこともできるのだろうが、どうしても生け捕りにした直後は、逃げようとして竹籠の間をくちばしでつついてくちばしの根元を傷つける。きっと、渡り鳥でいつかいなくなってしまうので捕まえようとするのだろうが、本来はメジロも野生に飛び、鳴いているのをめでる方がいい。

ラジオで、メジロは桜の木にとまるといっていたが、たしかにここ数年、まだ冬が明けきらない時期にうちのベランダから見える公園の桜の木にもメジロが渡ってきていることを確認した。以前は気づかなかったのは、私がまだ若くて関心がなく気づかなかったのか、あるいは温暖化が進む前でこの辺にはわたって来ていなかったのかもしれない。

3月~4月
5月~6月

2023年4月4日火曜日

Mitch Albom-ミッチ・アルボム-

 巣立っていった子供たちの部屋で仕事するようになって以来、部屋の片づけを兼ねて残していった本に目を通したりしている。

一番多いのが英語のサイドリーダー。その中に題記の名前を見つけた。

フィラデルフィア生まれ、「デトロイト・フリープレス」紙のコラムニスト、と表紙裏の説明にある。米国は、各州で主要紙を持っていて、それぞれコラムニストを抱えている。日本も地方紙があって構造としては同じなのかもしれないが、名前が表に出るか否かでだいぶ違った印象がある。

米国人だとピート・ハミル(ニューヨーク)、ボブ・グリーン(シカゴ)、日本人だと司馬遼太郎、深代惇郎ほか、有名無名の新聞各紙のコラムニストなど、新聞記者の書く文章にあこがれ、参考にしてきた。

かつて1年だけ文章を学びに通った大阪編集教室(2000年下期、2001年上期)でも、教鞭をとった講師の多くが全国紙の大阪支局編集員の方々であった。今は違うかもしれない。

浅学にして題記の方は知らなかったが、2冊あるので少なくとも長男の代から次男の代まで生き残った1冊だったのだろう。ちなみに、ボブ・グリーンの著書(チーズバーガーズ)は長男の代にはあったが、次男の代にはなかった。いずれもTOEICレベル470点とある。中には400点レベルのものもある。

英語の原著で読むのははじめてだが、参考に読んでみよう。


2023年4月2日日曜日

ひたち野うしくへ

 たまには車にのらなければという気持ちと、西友に行こう、あるいは二所ノ関部屋をのぞいてみよう、などの気持ちから車をひたち野うしくに向けて走らせた。学園西大通は、週末はネズミ捕りがいるというが、今日はいなかった。

ひたち野うしくの西友には数えるほどしか来たことがないが(10年以上、来ていないはず)、どこかの衣料品店とコラボしていて、品ぞろえがよかった。そういえば、向かう道すがら、車のナビで「西友」を検索すると、先日、閉店した店舗も出てくることが切なかった。次回のアップデートでは、消えるのだろうか。

PBブランドのスープカレー他を買い込み(スープカレーはS&Bとの共同開発とのこと。道理でうまいはず。ほかはどうかは知らない)、帰り道、二所ノ関部屋の前を通ると、門は閉まっており、留守のようだった。まだ、大阪から帰ってきていないのか?

今日、FMでもかかってたけど、予科練記念館にゆたかの化粧まわしが展示されることが決まったということで。

2023年4月1日土曜日

理由

 ボブ・ディランが7年ぶりに来日したということで話題になっているが、7年前というと2016年、ノーベル賞を受賞した年(4月に来日。ノーベル賞の発表は10月か11月)である。

今回の来日がノーベル賞と無縁と考えるのは無理がある。何か裏があるのではないか。

もしかすると、今年、日本人からノーベル文学賞受賞者がでるのではないか。皆が期待する村上春樹は、私は個人的には難しいと思っている。しかし、水面下でボブ・ディランと村上春樹が極秘対談して、最終的にボブ・ディランが推薦状を書かないとは限らない。

個人的には、もし辻仁成がロッカーの魂を持ったまま作家を続けてくれていれば、あるいはノーベル賞にふさわしかったかもしれないと思う。彼がラジオで語っていた「起きて半畳、寝て一畳」の精神は、彼本人はすっかり忘れてしまっただろうが、忠実に信奉するリスナーは先日、中川家のラジオで取り上げられてネタになったところである。

ほかにも、「時間に縛られたくないから時計はつけない」というポリシーは、携帯電話の普及で実行するハードルはだいぶ下がった。そんな中、パリに住む彼はスイス製の高級時計をつけているのではないかといぶかしがってしまう。

エイプリルフールということで。