2015年6月12日金曜日

子供の職場見学会

来月、夏休み期間中に、子供(小学生以下)の職場見学会が予定されています。
うちも次男(小5)が参加予定です。

ただし、東京本社なので、地方の工場や研究所のように装置や機器が有るわけではないので、それに比べると子供受けはどうかな、というのが私の周りの感想ではあるのですが。

 最近は、多様な働き方が提唱される中で在宅勤務というのもあり、PCを持ちかえれば自宅でも勤務可能というとも多々ありあます。その一環として、グローバルのLync(Skype for  Business)会議を自宅から参加するというのをやる機会がありました。夜の8時や9時からの会議で、100名規模の参加者で特に発言する必要もないのでマイクをオフにし、HDMIケーブルでテレビにつないで画像も音声もテレビから出すというのを子供たちもそばで見ながらやりました。

「今、しゃべっているのはインド人だ。」

「これは、オーストラリア人がパソコンを示しながらしゃべっている。」

と、解説を入れながら子供たちにも見せました。

私は種子島生まれなので、鹿児島県本土ともそれなりの距離感を感じて生きてきました。海で隔てられているというのは心理的にも距離感を意識せざるを得ず、中学時代の先輩や同級生も、県大会では本来の実力を発揮できず敗退してしまうということが多々ありました。

それと比較すると、うちの子供たちは 東京と陸続きで比較的近い距離にいるからか、そのような心理的な負担を感じている様子はありません。次男に至っては、英語読み上げ算というマイナー競技ではありますが、茨城県で優勝し、東京で行われた全国大会でも2位にはいるという成績でした。

私自身は、種子島から鹿児島本土に渡る段階で比較的多くのエネルギーを費やし、あるいは達成感を得てしまったのかも知れません。子供たちには、ここからさらに大きく羽ばたいてほしいという意味で、機会があるごとに世界との距離を近く感じさせる取り組みを行っていこうかと考えています。





2015年6月11日木曜日

髪飾りと時計のベルト

これは、確か高校の英語の副教材にあった話。

あるところに、裕福ではない夫婦あるいはカップルがいた。ある年のクリスマス。貧しいながらもお互いにプレゼントを買うことにした。男は、自分の時計を売って、女性の長い髪に着ける髪飾りを買った。一方の女は、古くなった男の時計のベルトを代えてあげようと、自分の長い髪を切って売り、その替えベルトを買った。

お互いの好意が、互いに空回りしてしまった。

なんとなく、そんな雰囲気を感じてしまった一日だった。

嫁と姑

Q:嫁と姑(実母)が喧嘩した時、どう対処する事がベストか?

A:姑(実母)の前では嫁を庇い、陰で(嫁と二人きりのときに)嫁を叱る。

いつ、だれから聞いたのかは忘れたが、そのような話を聞いたことを覚えている。そんな話を思い出した出来事。

中1の長男が中間テストを終えたところだった(長男の通う中学校は2学期制)。
理科のテストで、長男のクラスだけは授業でやっていない箇所が、テスト範囲として出たという。
教師曰く、「テスト範囲のワークをやっていたら、出来るだろ」。

長男に対しては、「お前の考え方が甘い。高校受験は中学校のレベルの差があっても、同じ条件で入試がある」と諭す一方で、それは教師の裁量の問題なのに(場合によっては、対象から外すなど出来たはず)、逆切れのようなコメントを吐く教師にはどのように対処すべきか。

特に行動するつもりはないが、このブログだけでも、ささやかなWARNINGになればいい。

2015年6月6日土曜日

ウイスキー発祥の地

皆さん、ウイスキー発祥の地はどこか知っていますか?
昨季の朝ドラ「マッサン」の影響もあり、スコットランドとか思っていませんか?

正解は、アイルランドだそうです。
1170年、イングランドのヘンリー二世がアイルランドを征服した際、ウイスキーはスコットランドに伝えられた(「街道を行く アイルランド紀行I」 文庫本p249)。

同書では、「ゆうどき」でお馴染みだった小泉武夫氏の「酒の話」も根拠資料として引用しています。

ただし、アイルランドでは大麦をそのまま蒸すのに対し、 スコッチは発芽した大麦を使うというような、スコットランドでの発展的な進歩があったことはあるのかもしれません。



Rain

 

 東京は昼過ぎから曇りはじめ、夕方の帰宅時間には小雨が舞い、行きかう人々の足をせわしなくさせていた。

遅れ気味の地下鉄のホームには、帰宅を急ぐ人々の列が次の車両を待ちわびていた。

人ごみの中からKを見つけ出したのはたまたまか。それとも脳裏に焼き付いた残像とピタリと照合されたからなのか。到着した車両に乗り込むKの姿を追って、Nは遅れて同じ車両に乗り込んだ。

席に座り、 スマホをいじり始めたKを遠目に、Nは扉近くに立ち吊革につかまった。雨を吸った折り畳み傘の収まりが悪い。

暫くすると席が空き、Nはそこに座った。Kと同じ側のシートで間に数人はさんだ場所。KはNに気付いていない。向かいの窓ガラスに映る姿を見ると、まだスマホで何かを見ているようだ。途中の駅で降りるのだろうか。隣の席が空いたら移ろうか。そう思いながらNもまた自分のスマホをチェックした。

途中で何度かKの隣の席は空いたが、Nは結局、そこに移ろうとはしなかった。むしろ、そこにいたことを気づいていない振りをして過ごそうかと 考え始めていた。Nは読みかけの文庫本を取り出し、おもむろに読み始めた。昔、読んだことのある、お気に入りの一冊。Nは今、地下鉄御堂筋線に乗っているかのように想像を膨らませ、本に集中しようとした。

同じ車両のすぐ近くにいながらにして、言葉を交わすこともなく、 しばらく時は過ぎた。

地下鉄は終点に着こうとしていた。Kも途中の駅で降りることはなかった。Nはさらにそこから乗り継いで家路を急ぐ。Kもまたそうだろう。

ホームに着いた車両が乗客を一斉に吐き出そうとする時、NはKの前を通り過ぎた。立ち上がったKは居眠りしていたのか、あくびする口を押えていた。NがKの腕に触れて声をかけると、はっと驚いた表情をした。Nはかすかに微笑んで「おつかれさん」と、声をかけた。Kは軽く、頭を下げた。

ホームに降りると、二人は逆の方向に向かって歩き出した。2,3歩進んだNが振り返ると、人混みに紛れて行こうとするKの後ろ姿が見えた。 手に傘は持っていなかったように見えた。

雨は止まないまま、静かに降り続いていた。

2015年6月4日木曜日

遥かなる地平

かつて日立7150という臨床検査に革命を起こした医療機器があった。

日立7150とは、現在、健康診断や人間ドックで行なわれる血液検査を行なうための医療機器であり、検体の自動測定および大量処理を可能とした最初の医療機器であった。

技術サイドにいた私は、その開発に関する秘話を耳にすることはよくあったが、東京で働き出してから、その営業サイドのキーパーソンの逸話を耳にする機会を得た。

その話を耳にしたのは、今の職場を紹介していただいた恩人でもあるが、その人は業界を細かく分けると上記の分野と同じ業界にいるわけではない。よって、上記の革新性が細かな業界区分を超越していたという証左となる。

曰く、その営業マンには、学会や展示会で現場を仕切る姿をから「俺がこの業界を背負ってやっているんだ」という自負が漲っていたという。そして、その姿勢は同業他社の立場から見ても、決して反感を抱かず好感が持てるものであったそうだ。

有名無名を問わず、「俺が背負っている」と言う自負は持ってしかるべきで、それなくしては仕事に対するプライドも何もない。

 誰しもが、遥かなる地平を目指して、仕事に取り組むべきである。

 





2015年6月3日水曜日

大阪にて

先週、大阪に泊まりで出張だった際、独身時代を過ごした場所でもある大阪に久しぶりに滞在して、(昨年の喧騒を経た今)何か思うところがあるだろうかと振り返ったが、残念ながら特に書こうという気になるものはなかった。

ただ、最近、休日に子供が遊んでくれなくなった事もあり(習い事の送迎は別として。つまり、遊ぶ場合は親とではなく友人と遊ぶようになったという事です)、家でごろごろしながら本を読むことが多い。それで、独身時代、大阪にいた頃に読んでいた本を実家に置いていたので、おふくろにこっちに送ってもらった。

当時、夢中になって読み、自分の価値観の形成に大きく影響し、ここまで導いてくれた書籍は、今、改めて読み返したとしても何か得るものがあるだろう。

荷物が届いたという連絡に、妻が私の実家に電話した際の余談として、おふくろが「(私の)姪っ子の○○は寅年の女で気がきつくてかなわんわ・・・」と言ったところ、妻が「私も寅年です・・・」と言って二人で大笑いしたらしい。

そんな近況報告でした。