ついに我が南日本新聞のコラムをネットで読もうとすると、会員登録が必要になってしまった。裏を返すと、有料化である。
地方紙の中でも、先行するところはすでにあり、経営基盤の弱さを示すものと勝手に思っていたが、ついにその波は我が「故郷の新聞」にも押し寄せて来ていたのか。ネットが紙面の購読に相乗効果があるのではないかという淡い期待を寄せることをやめ、ネットはネットで収益を上げていかなければという方針に舵をきったものと思われる。
新聞にそこに記載された情報以外の用途(紙としての用途)を求めない限り、もう紙面の購読とうのは伸びないのだろう。紙での購読にこだわっていたと思われる高齢者層も、パソコンの画面のほうが拡大して見られるしそっちのほうがよいという判断に変わってきているかもしれない。
テレビの報道が偏向していて信用ならない、それは大手メディアという意味では新聞も同じ、新聞は情報の入手に遅れが生じる、趣味の交流もSNSがメイン、etc.となってくると、情報のやりとりが「草の根」化して、ある意味で「個人が尊重」されてくると、大手のメディアはもう立ち行かなくなるのかもしれない。皆さん、どんな未来が想像されますか?
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