2025年8月31日日曜日

Dominant

写真は2年前の連休あと頃のものですが、この頃に植えたミントが、今はこの天然石の鉢の大部分を占めるようになりました。

この夏、この猛暑と雨の少なさの中、枯れてしまうことが懸念されたことから、盆休み前と後で水やりをしました。盆休み後は、まつりの準備のために右側の写真の石の周囲には柵が施されたことから水やりが出来なかったのですが、まつりが終わって柵が取り除かれたところを確認すると、枯れることはなくむしろいくつかの株で種子をつけていました。

BS11でやっている「お庭を作ろう」という番組で、ミントやシソを地植えする場合は、鉢に植えたものを植えるようにするように(根が広がりすぎないために)とのことです。

逆に私はマンション周辺の空き地をミントだらけにしたいところなのですが、そのために株分けすることはせず、もっぱら種子の飛散に期待しようと思います。

アメリカオニアザミもしぶとく種子の飛散から発芽したように、ミントもその可能性はあるだろうと期待しています。

2025年8月30日土曜日

歌で振り返るこの時期

 今朝はこの曲がラジオで2回かかっていました。それぞれ別の局の別の番組で。

今日のNYTのメール配信では、彼女のアメフト選手との結婚を「アメリカ王室の」結婚とユーモアを交えて紹介していました。近年、富に女性をエンパワーする存在として存在感のあった彼女が、自身の境遇の変化をどのように作品に反映させていくのかますます目が話せません。

著名人なので、将来的に離婚する可能性も高いと思いますが、おめでとうございます。好感の持てるご両人の結婚だと思います。末永く続くことを願っています。

少し、暑さが和らいできたら、この曲を耳にするようになるでしょう。

「あとは寝るだけの時間」でかかっていた。麒麟・川島版。

そして、9月の終わりにこの曲を聴いて、

10月を迎え、今年はショパンコンクールの季節が4年ぶりに(通常は5年おき)訪れることになるのでしょう。

9月3日に中国が戦勝記念日のようなことをやっているのは去年、中国のインフルエンサーのサイトを見て知っていましたが、今年はプーチンと金正恩も列席するのだという。そこにポッポも同席することを日本国民としてどう解釈すればいいのか、言い換えるとどう解釈して自分の心を納得させればいいのか私なりの強がりを思いついたが、危険思想とみなされるといけないのでここには書かない。

しかし、私は今からでも遅くないので、講道館はプーチンの段位を剥奪するべきだと思う。経済制裁をするということは武力行使以外の制裁は可能なものはすべてやるということだと解釈している。IOCが制裁しているということは後ろ盾はあるということだ。安倍や山下との友情は本物だったのか?

それをやらない講道館の存在価値は地に落ちたものとなり、せいぜい、不倫したときに帯の代わりにガウンに巻くぐらいの価値しかなくなるだろう。

2025年8月25日月曜日

岩塩を精製して、パススルーしたパウダーの有効利用

 岩塩はミルで削ってこそなので、バルク袋で買ってきた岩塩は自宅でメッシュにかけて2次精製しています。その際にメッシュをパスした粉末の有効利用法を思いつきました。

この時期、実家からゆでた落花生がチルドで送られてくるので、それにまぶして食べます。

落花生をジップロックでレンジにかけたあと、ほうじ茶入り麦茶のティーパックが入っていたチャック付き袋にうつして(チャック付きの袋であれば何でも良い。口をしばれればナイロン袋でも良い)そこにパウダーの塩を投入します。チャックを閉じてシャカシャカポテトの要領で振ってできあがり。

他に、レンジでチンしたとうもろこしにまぶすというのもあります。

2025年8月22日金曜日

故障モードの重大さと修理費用が比例しない時代

 盆前にいくつか残務を残したまま盆休みに突入したので、今、その対応に追われている。

その一つが車の故障である。8月入ってすぐに、妻が運転中に車が故障した。症状だけで語ると、走行中に急に減速し、加速できなくなった。ギアが空回りするような感覚。場所が場所だと、後ろから追突されて怪我か最悪命を落としたかもしれない。通行人の助けを借りて車を交通量の少ないところに寄せ、JAFを呼び、ディーラーに預けるまで自宅の車庫に保管した。立体駐車場である車庫に保管するのも一仕事だった。

症状から、オートマオイルとかそのあたりの不具合から、ミッションのギアの摩耗か空回りで、修理に何十万もかかるのではないかと懸念していた。しかし、ディーラーで点検した結果、不具合の原因は前輪のスピードセンサーの故障で、修理費用は全部で¥26,000とのことだった。

ディーラーに車を運ぶ道すがら、JAFの方の口から出たセリフが「最近の車は家電」ということだった。

最近の車はほとんどがソフトウェアによる電子制御なので、その不具合が発生すると走行中にブレーキが効かなくなったりする致命的な故障を耳にすることがある。しかし、その修理費用は意外なほどに安い。

昔は、エンジンがイカれたりオルターネーターが故障したりして結構な額を払うケースを耳にしたが、最近はそのようなハードの故障よりもソフトウェアの故障によるものが多いのかもしれない。

2025年8月17日日曜日

盆明け

 その日の京都縦貫道はどういうわけか混んでいて、京都市から離れるほど、車の渋滞の列が続いた。すでに鬼籍に入ったが、その地域選出の有力な政治家の影響力があった区域だけが片側二車線で、そのエリアを外れると一車線になってしまうその高速道路は、もしもその交通混雑が恒常的なものになってしまったら、将来にわたって解消の見込みがない。別の日に訪れた宇治の平等院鳳凰堂が観光客で混んでいて、そのほとんどが中国人をはじめとする外国人だったことから、休日には日本人は都市部を捨てて過疎の進んだ僻地を目指しているのかもしれない。

途中のパーキングエリアに寄ると、そこも道路と同様に混んでいた。農産物や作家による陶器に加えて、出入り口付近にミヤマクワガタがペアで売られていた。¥3500~¥5000していた。10年ほど前、茨城の山林で捕まえたノコギリクワガタのペアを都内に住む子供にあげたことを思い出した。その子ももう中学生か高校生くらいになっていることだろう。

テレビなどでよく目にする梅田のうめきた公園は、想像していたよりも狭かった。今まで目にしていたものは、撮影時の特殊効果によるものが大きかったのだろう。

大阪からの帰りには京阪のプレミアムシートを使った。関東の料金に慣れていると、追加の料金もさほど痛くはない。



2025年8月15日金曜日

第38回古本市

 今年が第38回ということで、おそらくコロナの頃には中止されているはずであるが、その年も分も1回に数えるとすると第14回(2001年)から断続的に訪問している。

昨年は義理の父の用命により、谷川俊太郎の作品を漁った。結果、10冊近くを買った。店によってはそろえていた一角を買い占めた。当時、まだ朝日新聞関西版に週1回の連載をもっていたはずだが、その年の11月に亡くなった。今年は彼の作品はあまり目立たなかったように思う。

今年、探していた本はいずれも今年に入ってからの発売で、どれも新しい作品だから当然のことながら店頭には並んでいなかった。

たぶん、資料性の高い高価なものも店頭に並ぶことはなく、風雨にさらされても差し支えないような在庫がメインなのだと思う。

今年も数冊買ったが(1冊200円、3冊で500円)、それらについては今回は触れない。

以前、買ってあった「西域物語(井上靖)」にふたたび目を通した。

宮本輝が小説家になったのは「あすなろ物語」にも影響を受けてのことらしい。今年、探そうと思っていた本の1つが、薩摩の密貿易に富山の薬売りも協力していたという彼の新作であったが、先述の通り見当たらなかった。

従来、薩摩の密貿易の日本側の輸出品の主なものは、南西諸島で生産された黒糖とされてきた。多くの著作で薩摩を描いた司馬遼太郎が、富山の薬売りが密貿易に協力していた事実を知らなかったか、というとそれはないと思う。書かなかっただけだろう。

徳川の権威が確かだった頃に、佐幕とされる藩の庶民が裏で幕府を裏切っていたとしたら、小説として時代が転換するダイナミズムが薄れてしまう。もしかすると、時代の変化というのはそのように安泰と思われる時代にあっても水面下で少しずつ変わっているのかもしれない。

前回の参議院選挙では「教科書では教わりませんよ!」とか、まるで鬼の首でも取ったかのように叫んで悦に入る党首も見られたが、たぶん、大きなうねりの中では誤差範囲の事実をさもそれが中心となる事実であるように触れ回り、そしてそれを信じる一部の人間がいることを思うと、たぶん、若い世代はほとんど本を読まなくなったのだろう、特にデジタル化されることなく捨てられていく、この古本市に埋もれている知識についてはと思うことであった。




2025年8月12日火曜日

北海道土産3選

 前回の札幌出張の際に、家族に頼まれた土産は以下です。

1)じゃがポックル(カルビー)

これは有名なので、説明不要。土産物屋であればどこでも売っている。

2)パリポリ焼き昆布(セイコーマート)

これはセイコーマートでしか売っていない。かつ、オンラインショップでは高い。茨城にもセイコーマートはあるが、たぶん売っていない。

セイコーマートの店舗によっては2種類あるが、安いほうでよい。

3)ラ・テール美瑛 ダブルバターチーズサンド

新千歳空港に店舗があるのでそこで買うとよい。羽田ではANA FESTA(第二ターミナル)にしか売っていない。羽田の第一(JAL)と第二(ANA)の覚え方は、Aの数。

Debian13の誘惑

 Debian 13がリリースされて、そのインストール報告が続いている。中にはCore 2 Duoマシンへのインストール事例もあり、私のLinuxとの出会いがLGA775マシンをすべて破棄した後で本当に良かったと胸をなでおろしている。

なぜなら、Core 2 DuoまたはLGA775は私にとって青春そのものだからだ。もしも今もLinuxによってLGA775マシンを維持しているとしたら、いったい何台のマシンを面倒見ていることになっただろう。

「卒業写真」かと思わせて「翳りゆく部屋」。

年寄りにカラオケで都はるみの「好きになった人」をかけてくれと頼まれて間違えて「大阪しぐれ」をかけると、歌い始めるまで違いに気づかずにイントロをうたいかけて「あれ?」みたいな顔をするので、機会があれば試してみてください。

今、我が家には不完全な状態(だいたいOSなし)で入ってきて整備して動く状態のマシンが10台以上あり、そのうち8台がLinuxとして動いています。うち、第4世代が5台。

どれかをDebian13で動かしたいのですが、Debian 12(Debian Edu)をsudo apt full-upgradeでもいいけど今のところ特に不具合がないので、たぶん、Linux MintとデュアルブートにしているLMDEが、何かの機会に起動するときにパスワードを求めるようになって起動できなくなっているので、その区画にインストールすることになるでしょう。




2025年8月11日月曜日

安曇族(あずみぞく)の名残り

 昨日は滋賀方面に足を延ばし、安曇川(あどがわ)のあたりにいました。福岡・志賀島をルーツとする安曇族ゆかりの地として司馬遼太郎「湖西のみち」にも出てきていたことを記憶しています。

そこの特産物とされる、扇子を妻が買ったので、私は別の特産物の筆「雲平筆」を買いました。実家に荷物を送るついでに甥っ子・姪っ子に送ります。今も学ランが制服になっている種子島の中学校、学ランの高校に進んだ甥っ子にうちの長男・次男が着た学ラン2着を送る際に、スペーサーとして余っていた書道用半紙を大量に送ったことを以前書きましたが、その効果もあって何かのコンクールで入賞したようなので、今回は量から質への転換としてちょっと高級な筆を送ります。

今回の滞在ではこちらに住んでいる会社の後輩と食事に行きます。一緒に食事につきあってくれる女性ができるのはコロナ以前まで遡り、実に5年ぶりくらいですが、リニューアルされた梅田を堪能する機会が得られたのでよかったです。以前の人は7年くらいは続きましたが、今回もそれくらいかそれ以上続くといいのですが。

盆休みが終わって関東に戻ると、翌週には地域の祭り(予算規模が大きくなるにつれて、地域の祭りの要素は減っていき、いったい何のための祭りなのか、周辺地域へのばらまきか)がありますが、その際には久しぶりに同じマンションに住む一回り下の子育て世帯の方とも会えるでしょうか。しばらく会っていませんが。「竹中のジャージいっぱいあるけど要りますか?」の会話は、まだ少しキープしておこうかと思います。


2025年8月10日日曜日

品川を検討する時期

オーバーツーリズムの影響か、東京駅がパンクしていて、我々はEX-ICカードで予約のステータスのまま京都に着きました。 

東京駅のEX-IC発券機が使用中止になっており、改札も故障していた模様です。

 次回から(繁忙期には)品川からの老化、ではなく品川から乗ろうかという話が出ました。 その場合、秋葉原の大地下を経由するのではなく、北千住ー品川の上野東京ラインがさらに便利なのではないかと思います。

 私の中でのお盆が8月11日から16日という、下鴨神社の古本市が開催されている期間になって20年以上ですが、今年は久しぶりに、古本市で探したい本があります。それも司馬遼太郎以外で。 何を買いたいか、買ったかはまた13日以降にでも。

2025年8月8日金曜日

夢をありがとう

暦の上では、今日からは「残暑見舞い」だそうです。早速その知識を活かして、取引先に「残暑見舞い申し上げます」から始まるメールを打ちました。

 タイトルは「色ごと抜け」とかいろいろ迷いましたが、無難に。
最近、匂いが染み付いた色物のTシャツを色落ちを気にせず塩素系の漂白剤に晒すことをモットーとしています。酵素系ではどうしても抜けないので。色すら抜けない漂白剤には匂いは抜けないのだという結論に至りました。

子育てを改めて振り返ると、長男は私ができなかったスキルをいろいろと身につける人生を歩んできました。妻からピアノを習い、地域の人にヨットをならい。一方の次男は、私がかじった知識を授け、それを自分の血や肉としてきました。柔道、ラグビー。

今、私が熱を上げているLinuxの世界。パソコンはもはやジェネリック医薬品のように身近なものとなったと言えるかもしれません。パソコン業界がゲーミングで儲けようとしているのはある意味、悪あがきです。パソコンのコモディティ化は、日立が白物家電を売却することを決定した延長にあるでしょう。その日立もパソコンから撤退してから18年になろうとしています。

うちの子どもたちの世代は「デジタルネイティブ」と言われましたが、アンドロイドネイティブとも言えるでしょうか。私自身はウインドウズに20年ほど世話になったあとでLinuxに親しみ始めましたが、これからの世代はリナックスネイティブになるのでしょうか。そうしたい、それに備えたいと思っています。

今年はクワガタ取りには行きませんでした。ある時、ベランダに猛暑でもうろくしたタマムシが紛れ込み、数日、面倒を見たあと他界しました。その時、気づきました。名言「クワガタやカブトムシは取りにいけるが、タマムシは取りにいけない」。タマムシを取りに行こうとして虫取りに行くことはありません。ほぼ無理です。たまたま見かけたものを捕獲します。それは、死骸の羽のかけらでも尊くおもえることがあります。

孫に恵まれるかどうかわかりませんが、クワガタ取りのスキルに加えて、おもちゃとしてLinux PCを組める爺さんになりたいと思っています。

それは、夢で終わってもいいと思っています。