2025年8月22日金曜日

故障モードの重大さと修理費用が比例しない時代

 盆前にいくつか残務を残したまま盆休みに突入したので、今、その対応に追われている。

その一つが車の故障である。8月入ってすぐに、妻が運転中に車が故障した。症状だけで語ると、走行中に急に減速し、加速できなくなった。ギアが空回りするような感覚。場所が場所だと、後ろから追突されて怪我か最悪命を落としたかもしれない。通行人の助けを借りて車を交通量の少ないところに寄せ、JAFを呼び、ディーラーに預けるまで自宅の車庫に保管した。立体駐車場である車庫に保管するのも一仕事だった。

症状から、オートマオイルとかそのあたりの不具合から、ミッションのギアの摩耗か空回りで、修理に何十万もかかるのではないかと懸念していた。しかし、ディーラーで点検した結果、不具合の原因は前輪のスピードセンサーの故障で、修理費用は全部で¥26,000とのことだった。

ディーラーに車を運ぶ道すがら、JAFの方の口から出たセリフが「最近の車は家電」ということだった。

最近の車はほとんどがソフトウェアによる電子制御なので、その不具合が発生すると走行中にブレーキが効かなくなったりする致命的な故障を耳にすることがある。しかし、その修理費用は意外なほどに安い。

昔は、エンジンがイカれたりオルターネーターが故障したりして結構な額を払うケースを耳にしたが、最近はそのようなハードの故障よりもソフトウェアの故障によるものが多いのかもしれない。

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