2015年9月28日月曜日

プロセスを楽しむ

県内のある私立高校では他の私学に遅れて特進クラスを設けたが、今年の春、そのクラスの生徒が筑波大学医学部に現役合格したという。

その学校はスポーツが盛んであることから、全国大会に出場した部や生徒については学校の校舎の壁に「全国大会出場○○部」とか「インターハイ○位 ○○ ○○君」などと垂れ幕が掲げられるが、上記の現役合格についてはそれらの垂れ幕よりも一回り大きな垂れ幕が掲げられているという。

現役合格した生徒については、あくまでも想像だが県内の名門公立校を惜しくも不合格になるなどして、入学当時としては不本意な選択であったのかもしれない。

高校受験の結果は、あくまでも通過点でしかない。

長男が最近、同じマンションに住む老夫婦の「英数塾サークル」に通いだした。物理系の研究機関のフェローで、筑波大でも客員教授をされている方が数年前から始めたもので、ご主人が数学、奥さんが英語を教えてくださるという。近隣の中学生4,5人を相手に土曜日の午前中に開催されている。中学2年生クラスと中学3年生(受験生)クラス に分かれてやっていて、長男(中1)は中学2年生クラスに入れてもらっている。教科書の先取り学習というかたちでやっていただいているが、長男にとっては一学年上になるので書店で教科書を買うことにした。というか書店で教科書を買えるということを初めて知った。英語が320円、数学が599円だったそうだ。

 ついていけるのか分からないが、ちょっと違ったかたちの勉強を楽しんでやってくれればそれでいいのではないか。

受験の結果は、どちらでもいいような気がしている。




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