日記の面白さは、読み返した時に自分でも忘れている事を再発見することである。
以前、もしも女の子が生まれたらどのような名前にしようか、などと書き残していて自分でも驚いた。
最近あった、書きとめておかなければ忘れてしまいそうな、小さな出来事。
最近の小学校、中学校は知的障がいのある子のクラスはタイプによって4つくらいに細分化されているそうだ。そして障がいのある子も、一般のクラスに席はあり、授業の時だけその特別クラスに行っているようだ。
長男の同級生に、知的障がいのある子がいた。その子が夏休み中に引っ越した。事前に同級生には知らせずにひっそりと引っ越したそうだ。引っ越す理由も、あまり好ましくない理由だったようだ。
その子と長男とは小学校時代にも同じクラスになったことがあり、その時、その子は何かの理由で周りからいじめられたか、あるいはからかわれたことがあったという。
その時、その子の印象では、うちの長男はその中に加わらず、中立に接していたらしい。
夏休み前に、その子が長男のところに来て、「俺、今度、引っ越すんや。お前はあの時、いじめなかったよな。いい友達やったから、お前にはお別れを言いたかった」。
その際に、息子には引っ越す理由も言ったそうだが、言ったあとから、「あー、言ってしまった。今のは忘れて」とか言っていたそうだから、親には言ってはだめだと言わていても、誰かに話を聞いてほしかったのかもしれない。
以上は、以前、食事の団欒の際に長男から聞いた話。
勉強も運動も次男のほうが出来はいいが、長男にもいいところはあることを忘れないよう書いておく。
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