あなたの宝物は?と問われると、恥ずかしくない範囲で答えるとすれば、家族の思い出の詰まったハードディスクだ。写真とビデオで3TB分くらいあるものを、いくつかのハードディスクに分けて保存している。ハードディスクはいつ壊れるかわからないので、duplicateで保存している。具体的には主に2台以上のデスクトップパソコンにそれぞれのセットを接続し、常時、通電するよいうにしている。それらとは別に、ブルーレイディスクにも焼いてある。ブルーレイもいつ読めなくなるかわからないので、一部はクラウドサーバーのサービスに保管している。
クラウドサーバーのサービスのひとつが、ソニーのPlay Memories Homeだったが、なんと「来年の2月29日にサービスを終了する」と一方的にサービス終了を宣言してきた。このあたりの感覚は、日本人と外国人とでは異なるのではないか。例えば、写真サービスについてはPicasaというサービスがのちにGoogleに買収され、Googleフォトに生まれ変わったが、保存してあったファイルはすべて引き継がれた。日本は災害も多く、それまで積み重ねてきたものが一夜にして無に帰することに慣れてしまっていないか。
くしくもサービスを終了する日が4年に一度のうるう年の2月29日で、IT泣かせの日だ。ソフトウェアではバグの原因となることも多く、そのせいで、永久保管になりはしないかとかすかに期待している。
ここのところずっと、懐かしい思い出の曲を記事の最後に貼って来た。これも、いつか自分が記憶を失ってしまったときに、こんな曲を聴いていたということの助けになれば。あるいは、ここの存在すら忘れてしまって、糸の切れた凧のように彷徨い、家族に迷惑をかけるのだろうか。
中古CDなどで確保できていない曲を、優先的に貼っておこう。これは中3(1988年)の春のリリースで、その秋の合唱コンクールで歌った曲。
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