下の句は有名なので、省略。
アメリカがデフォルトの危機という。すでにいくつかの金融機関が破産したニュースがあった。かつては「世界の警察」たるべき費用の持ち出しのようにも思えたが、昨今の漏れ聞こえてくる国内事情からは、最近は別の事情なのかもしれない。
一方で、中国の不動産バブルははじけたのか、どうなのか。こちらも漏れ聞こえてくる断片的な情報からは、一部の建設業者が破産した様子はうかがえるが、全体として価格が暴落しているようには思えない。
日本がこの30年間、少子化とともに衰退の経過を見せたように、アメリカのデフォルトも、中国の不動産暴落も、一度、起きてしまえば、後に何が残るのだろう。アメリカのデフォルトが中国の不動産バブルを崩壊させる引き金になりはしないか。無理を承知で下支えしてきたこれまでの努力をあきらめてしまえば、世界の本当の姿が見えてくるのかもしれない。
中国では男の子を授かると大変だと、かつて仕事で付き合いのあった中国人の方々が口をそろえて言っていた。結婚に備えて、学歴・職業に加え、住む家も準備しなければならないという。そのような背景もあっての不動産バブルの発生だったのだろう。一人っ子政策をやめてしまった今、中国の不動産バブルは何をきっかけに終わるのだろうか。
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