2024年6月27日木曜日

事業提案:献血事業における廃棄白血球の活用

 https://www.jrc.or.jp/mr/blood_product/safety/leu_reduction/

献血事業に対してはボランティアとして貢献することはやぶさかでない。

一方で、最近の事業のトレンドを見て思ったことを書く。アイデアをパクりたい人がいればパクって結構。

献血事業の主体は輸血で、その主要成分は赤血球と理解している。上記リンク参照。その際に、白血球は除去されて捨てられているものと理解している。

この白血球を有効活用できないか。その可能性として、現在、国内では4製品が上市されているCAR-T細胞療法の未来形があると思う。

現在、このCAR-T細胞療法の次世代型としてiPS細胞の活用が検討されている。自家細胞を採取して遺伝子導入し、再度、体に戻す代わりに、HLA抗原が一致しているiPS細胞を利用して、その細胞から白血球を分化させ、遺伝子を導入する試みと理解している。

ここで鍵はHLA抗原が一致していることだ。かつてはこのHLAライブラリーを作製しようとする試みが行われ、関西の献血センターも協力していたと記憶している。

HLAが一致していれば、他人の血液でも構わない。それは献血により得られた白血球でも問題ないのではないか。今、使い道なく捨てているのであれば、それを活用する手はないのか。

2024年6月26日水曜日

『練度の高い正直さ』の続き

 今日、免許の更新に行ってきた。視力検査が裸眼でもパスできたのが意外だった。健康診断の際に、かける眼鏡によっては1.0を下回っていた。測定する視力は距離によって変わるので。何はともあれ、免許に関してはパスできて良かった。老眼によって視力が低下して以降、免許更新がストレスだった。

前回登場した『身近な人』は私の2歳下であることが分かった。なぜ、分かったかというと、その人がある会社の社外取締役に就任したからだ。その会社のウェブサイトで経歴が公開されている。社内では、多くの場合、登記簿等で住所まではわかっても(住所がいくつもある場合もあるが)誕生日まではわからないのだが。

その会社は、私がリタイアした後に悠々自適に働こうと思っていた候補でもあるので、その時まで社外取締役をやっているとしたら、口利きを頼んでみようと思う。

彼女と飲み会の席で話をしたときに、子供たちが小さかった頃のraw dataが全く残っていないと話していた。主にはminiDVによるビデオだが。私の想像だが、別れた当時の夫が持っているのだと思う。ちなみに彼女はその後、再婚している。

前の夫と子供たちのSNSを残している理由も、そのことが影響しているのではないかと思う。普通の社員として、課長か部長で収まるくらいのキャリアであれば、壊れてしまう幸せだったのだろうか。その思いが、本人に対して言葉にはしないものの、(direct reportの関係ではないが)部下としての忠誠心に味付けをする。

2024年6月20日木曜日

練度の高い正直さ

望むらくは、先人が築いた偉大な功績の上に、小さくても、確かな石を据えたいと思う。

時間に余裕があれば、上の動画は最初から見てください。昭和初期がどのような状況であったかがわかると思います。また、現代はその鏡写しのようでもあると思います。

昔、働いていた会社に、桜庭ななみに似た女性がいました。日比谷線の北千住より北のあたりに住んでいて、時々、通勤・退勤時に一緒になりました。私より5歳は若い印象でしたが、もしかしたらもっと年は近かったかもしれません。

何度か、一緒に昼食を食べました。愛知県出身だったので、一緒にナポリタンを食べに行ったこともありました。

私がその会社を辞めてからは、連絡が途絶えました。こちらから連絡しても、返事が来なくなりました。その時に私は悟りました。既婚者同士で良好な関係を維持するには、同じ会社で働き続けなければならないのだと。

先日、訪れたトルクメニスタンのイベントで、予想だにしなかったほどの美女がいました。ルッキズムだのなんだのと言われても、美人の持つオーラを否定することはできません。むしろ、女性はそれを武器にして生きることはまっとうなことだと思います。

その人が、ある私の身近な人に似ていることに気づくのに時間はかかりませんでした。身近な知人の、若い頃を彷彿とさせました。

もっとも、私はその人とは最近知りあったので、実際には若い頃は知りません。しかし、今はSNSという便利なものがあるインターネッツ社会なので、間接的に知ることができます。

彼女は仕事ができるあまり、最初の結婚が壊れてしまったようです。日本社会では、得てして嫁に行き手がなく、行き遅れた人間がいつまでも会社に居座り、管理職になって会社の職場環境を破壊することは多々ありますが、彼女はその対極であったであろうことが、その残されたSNSから伝わってきます。

続きはまた後日。未完。


2024年6月18日火曜日

【子育てを振りかえるvol.23 若い頃の貧乏】

 雨が降っているので、今日はフィールドワーク(といっても、ただの草取り。早朝マラソンを上半身のエクササイズに変更し、かつその成果が目に見えてわかる)に行けないので、ブログでも書きます。晴除草雨博客とでも言いましょうか。博客は中国語でブログのことのようです。除草は中国語でもそのまま通じるようです。

父の日から一日過ぎた昨日、妻に若き日の貧乏暮らしを感謝されました。曰く、「あんたが若いころ貧乏でよかった。もし、多少のお金を持っていたとしたら、教育暴走していたかもしれない」。教育暴走、言い得て妙です。早い人は幼児教育と名の付く怪しいビジネスに手を染め、小学校低学年までは同じように子育てをしていたつもりでも中学受験というステップで馬脚を現す人もいます。幸い、うちはそれらに投資する原資がありませんでした。

昔、山口百恵という歌手がいて、わたしの年代もかすかに記憶にあるだけで、このエピソードも引退した後の後付けの知識ですが、「貧乏は恥ずかしいことではない」という話があります。こうっては何ですが、テレビに出る人はみな、出自があやしいというか、経済的に貧困であればこそ、そのようなビジネスに飛び込むというのは今でもあることだと思います。かたぎはテレビなんかに出ない、というのはあると思います。今はyoutuberでしょうか。

汚い手段で金儲けしている人が目につく昨今。否、金持ちは昔から汚い商売していたのでしょうか。一部はそうでしょう。政治家の裏金作りが表沙汰になり、それを規制する法律も抜け穴ばかりという話です。

専業主婦は家事はその成果を評価されにくく、その結果、子供の教育には躍起になるケースもあると思います。そこに真剣に向き合うあまり、詐欺的な商法にひっかかり、時として暴走するケースもあるかと思います。お金がないことがそれを防ぐ手段になるのは皮肉と言えば皮肉ですが、お金は持ちすぎてもよくないことは多々あります。相続時の家族内での争いを含め。

2024年6月12日水曜日

真の「高度な教育」とは。

 NEWSつくばの話題の続きである。このコメント欄に「高度な教育」という言葉があったことによる。私の考えはXに書いた。


この曲を聴いていたところ、妻が、中1の1学期の中間テストまでは英語の授業でこの歌ばかりを取り上げ、訳をしたり、または役を決めたりして歌っていたという。その担当の英語の女性教諭はその後、「We are the フジワラ」という称号を得たという。すぐにあだ名をつけるところが京都と言えども関西人である。

公立の中学校の教諭である。文科省の指導要領など無視しているだろう。これこそ、真に「高度な教育」と呼べるものである。

他で有名なのは、慶応高校の漢文の先生や、筑駒の先生らでしょうか。


2024年6月11日火曜日

【子育てを振り返るvol.22】挨拶もろくにできない男親の末路

 これも妻がママ友から聞いてきたネタである。元ネタとして、昔、その人と接したときのエピソードがある。

長男が幼稚園か小学校低学年の時、カピオの前の石畳で友達と遊んでいた。まだ、子供だけで遊ばせる状況になく、私がついていたと思う。しばらくして、友達のお父さんが迎えに来た。

普通の感覚であれば、「お世話になってます。ありがとうございました」くらいの挨拶はかわすだろう。しかし、その親ときたら、ろくに挨拶もせずに、子供を連れて帰った。

胸糞が悪く、帰ってそのことを妻に話したらしい。妻はそのことを覚えていて、直近でママ友と会った時の話を聞きながら、そのことを思い出したという。

その父親は、子供が浪人中に援助交際に手を出し、それがこじれて離婚問題に発展したという。「浮気じゃなくて、お金を介したつきあいみたいだったから」という訳のわからない理由で、離婚はとどまったという。単に、奥さんに自活する生活力が無かっただけだろう。

その男親が読めば幸い、もしかすると、その子供も読むかもしれないと意識しながら書いている。つまらない父親には似ないように、心がけろよ。

かくいう我が家も、私の祖父、父、私、そして子供たちへと、どうにもならない遺伝の問題を感じている。しかし、上記のようなつまらない生きざまにはならないと信じている。

「東大出てます」というだけで、人として半人前の連中の話

 つくばに住んでいれば、東大出身の人に会うことは多く、また、土浦一高からも毎年10名前後は進学し、また個人的には過去の職場でも出会ったことは多い。

ここで、これまでに東大を出ています、子供が進学しました、という人で、「こっちが知らんと思って、舐めてんのか?」という話をします。

一人目は、竹西小から開成に進んで、東大理Iに行った人の父兄の話です。その父兄いわく、「進振り(2年から3年時の進路選択)で、理IIIからも誘われたんだけど・・・」って、そんな話ないわ。今は関西に引っ越してます。確か勤務地は京都なのですが、京都府内には住めてません。残念。

二人目。これは、職場であった開成から理II出身の人の話。自己紹介のスピーチの時、「宇宙物理学を学びたくて、東大に進学しました」。宇宙とか、でかい話しとけば周りがひれ伏すと思ってるのか知らんが、理IIでは無理やんか。理Iに行かなあかんやろう。根本的に情弱なんか、何なのか。

以上、こっちが知らんと思って周りを舐めているアスペどもの話でした。



2024年6月10日月曜日

言語化能力を磨く。

 今年は梅雨入りが遅れているそうだ。まだ、関東は梅雨入りしていない。四国が梅雨入りしたニュースがあった。今週いっぱい、梅雨入りはないそうだ。

梅雨が明けると、ねぶた小屋の建設が始まるだろう。そうすると、盆休みも視野に入ってくる。次男が2日ほど帰るとの連絡があった。我々は我々で、その前後で京都(次男のいる場所)に行くだろう。

時候の挨拶はこれくらいで。

中学を卒業して、島を出て鹿児島で暮らし始めて最初に困ったのが、言葉、方言の違いだ。鹿児島も標準語からは程遠く、また、それまで標準語で思考する習慣もなく、最初のうちは自分の感覚を標準語でまたは鹿児島弁で十分に表現しきれないもどかしさを覚えた。

当時、言語化などという動詞は存在しなかったと思う。

そのような洗礼もあってか、その後、私の言語化するということに関する意識は磨かれたと思う。一例として、東大入試の国語には100文字作文というのが当時からあったが(今もあるようだ)、Z会の東大模試で「日本語における外来語の使用について」というようなテーマが出題された時に満点に近い点をいただき、それ以外の問題もそれなりに出来て、国語の科目別ランキングで4位ぐらいになったことがある。当時はまだ、模試の結果で上位者は名前が公表されていた。いつ頃なくなったのか。個人情報がうるさく言われるようになってからだろう。記念にバッジのようなものをもらった記憶がある。

今から思えば、Z会のビジネス戦略も地方の公立進学校の生徒を発掘し、自信をもたせ、育成することで結果を出していくという点で、うちの高校の生徒というのは主要顧客に該当したのだろう。

本番で東大を受けることはなかったが(その後の人生においてもむしろアンチに近いスタンスで今に至る)、同学年で東大を受けた連中をインスパイアするにはおつりが出るほどの快挙だっただろう。地方の公立高校では、余裕で受かる人間などほとんどいないに等しく、ほとんどがボーダーライン上で一か八かの勝負に出ている人間がほとんどだから。当時、冷静に見て自分が東大に受かるほどの完成度があったとは思わない。ただし、受験が終わってしまえば忘却の一途をたどる受験の知識の中で、作文能力というのは(そのバックグラウンドとなる知識と論理形成を含め)その後も維持すべき数少ないスキルと言えるだろう。

県によっては100文字作文またはそれに近い問題というのは高校入試でもあるそうである。茨城県の場合は「160字以上200字以内」の作文がある。「常体または敬体」の指定があるのが特徴で、それをうっかり間違うと土浦一高の場合は落ちてしまうこともあるという。

作文の能力は、高校受験あるいはそれ以前から磨くに越したことはなく、SNSを活用する機会の多いインターネッツ社会(!)においては、生きている限り必要とされる能力だろう。文脈を読めない人間が多数存在する場面においては、その表現方法も時代とともに変わっていくのだろう。

2024年6月8日土曜日

【子育てを振り返るvol.21】人はマンガで成長する。

 以前、BSでも番組がありました。スポーツ選手が、そのスポーツを扱った漫画でモチベーションを高め、アスリートとして成長していくこと。

そこまで高次元ではなくても、読書の前段階として、まんがを与えていた時期がありました。ちなみにまんが→読書に発展したのは、次男だけでした。

うちの子供らが(親が与えたものとして)熱中した漫画は、主に以下でした。

・ドラえもん

・宇宙兄弟

・クレヨンしんちゃん

・かいけつゾロリ

それと並行して、レンタルDVDでアニメを観たおす、ということもやりました。

アニメはよく覚えていませんが、一通り、皆が見るものは見たように思います。

ここで、有益だったのか判断に苦しむのが、「クレヨンしんちゃん」です。

ドラえもん、かいけつゾロリはすべて弟の子供にあげたのですが、クレヨンしんちゃんは迷惑がられてはと思い、手元に残しています。

なぜなら、クレヨンしんちゃんをみた子供らは、長男が次男をそそのかし、ララガーデンのカスミ(グランプルシェ)でハンケツ出して「ブリブリ、ブリブリ」と言いながら走り回ったことがあるからです。

宇宙兄弟はテレビアニメの放送が2012年4月だったと記憶しています。新しい作品だったため、これも手元に残しています。

フル
この歌手、やめてしまったんですよね。残念でした。

東アジアの辺境の民

 都知事選をちゃんと見るようになってちょうど10年です。東京は日本の心臓なので、そこがしっかりと稼いで、その稼ぎが地方にも循環することでこの国は成り立っている。この国が成長していくためには、東京が成長し続けなければならない。そう思っていました。

しかし、その考えも心もとなくなってきました。この10年で、地方はさらに疲弊しました。地方の中核都市に人口が集中し、辺境はさらに衰退するという状況かと思います。

私が意識しはじめてからだけでも、すでに10年、「東京が心臓」モデルでやってきて、うまくいっていないわけですから。

東京も、実店舗が埋まらない、成り立たない状況が始まったのではないかと思います。再開発ビルが建っても、入居テナントに目玉がいなくてしょぼく感じることがここのところ続いています。人々の購買形態がネット中心になっていることと、一部の労働者がオフィスにいかなくなったことが原因でしょう。

東京が儲けるだけ儲けて、収めた税金を地方交付税の原資として配分する。その役割をやめて、地方がその分を自ら稼ぐような社会構造を構築する必要があるかもしれません。

そのためには、不動産に関して言えば、東京がその資産価値を保ちながら地方に分散していくようにするためには、供給をやめる必要がある。中国人以外、誰が住むのかわからないタワマンを建てても、買い手がなければそのうち値崩れするでしょう。そうすると、地方への権限移譲以前に、この国の崩壊が始まることになります。

タワマン建てる体力のないところは、すでに地方に足を延ばしてそこで荒稼ぎしているのかもしれませんが。それはそれでよいとして、東京が衰退するにしても、その撤退戦をうまくやらなければなりません。想像してみてください。湾岸に、廃墟になった高層ビル・タワマンが林立して、廃墟化していく姿を。今の中国にみられる姿を。

2024年6月5日水曜日

若衆制度

 6月の「100分で名著」が民俗学関係ということで、前々から私が関心を持っていることについて、述べます。

おそらく、戦後の世代には疎遠になった風習として、題記のものがあります。

うちの親も戦後生まれなので、すでに過去の出来事として聞くレベルかと思いますが。

いわゆる「夜這い」により、村の若者が若い娘を訪ね、娘が受け入れれば関係は成立する。日が変わって、相手が変わってもそれは問題ない。ある日、娘の妊娠が発覚すると、夫の指名権は娘にある。娘に指名された者は、たとえ遺伝的には実父でなくても、夫婦としてその子を育てなければならない。

私はこれは世界的な近代化により失われた風習だと思っている。不妊の問題も、相性によるところがあるだろう。以前、確率論的に計算したことがある。先天的に夫に原因がある場合と、妻に原因がある場合を足しても、実際の不妊の割合には届かない。


【子育てを振り返るvol.20】定期購読教材・通信教育

 いろいろ思い出す順に書いていたら、中締め以降も結構書いている。また、夜中に書いている。

就学前~幼稚園:こどもちゃれんじ(しまじろう)

小1~小4:ピグマきっずくらぶ(サピックス)*小5以降はない。「塾に来てくれ」ということなのだろう。

小5~中学1ぐらい:Z会。ただし、中学では定期テスト対策がヤマを外しまくるので、途中でやめた。Z会の本質は、高校の通信教育にあると思う。

通信教育というスタイルは、貯めずに毎月、添削課題を送るところに意義があると思う。そして必ず手紙の欄があるので、その時々の思い出が記されていて、いい日記になっている。

ピグマは親が添削・解説してあげる必要がある。私の場合は長男小1(2009)から次男小4(2014)までの5年間、単身赴任期間を含めて週末のルーチンワークだった。

小5以降のZ会は、自己採点の練習も含めてすべて自分でマネージメントするようにさせた。いつまでも、親が手取り足取りでは子育てになっていないだろう。

今日の1曲は、池坊専宗のラジオ「FUTURES」でかかっていたので。

いつも3人の中でどれが一番いいかで迷うんだが(迷ったまま考えるのやめる)、しいて言えば前髪オンの子が一番個性的でいいかな。ほかの二人は似ている芸能人がいそう。
サムネでいうと左の一番背の高い子。

2024年6月2日日曜日

【子育てを振り返るvol.19】英語そろばん:英語の発音の話

 今日は二人の息子が小学校6年生まで取り組んだそろばん、特に英語そろばんについて書きたい。同機は「妻の英語の発音の悪さ」である。それが、どこから来るのか。またはどうしたら改善されるのか。そのヒントを二人の息子の差に求めたい。最初に言うと、改善策は見つかっていない。

子供たちは、ある程度、そろばんのスキルが上がってくると、問題を英語で読み上げる「英語そろばん」(読み上げ算、暗算)に取り組む。

そろばんのスキルについていえば、子供たちが通っていた教室は生徒が多く、たとえ1級をもっていたとしても、教室内の予選に負けてしまえば、県大会に出られないほどの層の厚さだった。

一方の英語そろばんは、純粋にそのそろばんのスキルだけに依存するわけではなく、英語の聞き取りのスキルにも影響される。長男は、英語の聞き取りのスキルで挽回した口かもしれない。

それに関連して、英語そろばんの大会では、読み上げ算と暗算のコンテストの他に、小学校低学年ではリーディングのコンテストがあった。その時、長男は読み上げがうまいとされる賞を受賞した。次男は同じ年齢の時にそのコンテストに出場したが、受賞できなかった。親の目からしても、この点に関しては長男のほうがうまかった。そろばんのスキルについては、次男のほうが上だったにもかかわらず。

ここに、聞き取った英語を忠実にその音に近い音で発音するというスキルが存在することがわかる。この部分は、家族の中では私と長男が長けていて、妻と次男が劣っている。

妻は仕事上、外国人と接する機会も多く、英語を話さなければならない場面も多い。音楽をやっていたので、耳はいいので、相手の言っていることはわかるそうである。しかし、肝心の発音が長けていない。妻の発音は、以下の発音よりももっと日本語化している。


本人曰く、大学時代の第二外国語のドイツ語の発音は得意だったそうである。
たいした解決策にはならないが、我々が学校教育で習うアメリカ英語ではなく、イギリス英語の発音にチャレンジしてみては、などと話している。

2024年6月1日土曜日

New Genes

最近、ラジオでよくかかるK-POPグループ。そちらはNew Jeans。
「新しいデニム」のことだろう。

一方のタイトルは新しい遺伝子。耳で聞いているだけだと似ている。

今朝のラジオ(ワンモーニング、東京FM)で、今、流行っているグループ名こっちだと説明していて、うっかりだまされるところだった。たぶん、私をだまそうとしたのだろう。

我々は、新しい遺伝子、というと、変異という意味で言えば、病気につながる忌まわしいものであることが多い。専門用語で「融合遺伝子」などと呼んだりする。多くの場合、がんの原因になったりする。

例外的に知られているのが、HIVの感染に対して抵抗性になった遺伝子や血液凝固に対して機能亢進した遺伝子などがある。

このように、例外的にプラスになるケースも有ることから、New Genes、私は期待したい。
専門的に言うと、New Geneまではいかないが、既存の遺伝子が変化してBetter Gene となるような。
専門用語では新しいサブタイプ。ガンダム用語ではニュータイプ?
スポーツが得意、勉強ができるなどの個人差も、いつかこのような遺伝子の違いで説明できる日が来るかもしれない。

私がここのところ血液の生化学検査のA/G比が基準値より高くなっている原因を考えている。
何か遺伝子に変異が生じているのではないか。
それが、私の生活の質に対して、プラスに貢献しているのではないか。
それが私の子どもたちにも再現性があれば、子どもたちにも楽しい人生が待っているのではないか。
それが人類に広がっていけば、人類がハッピーになるのではないか。
その頃にはA/G比の基準値も、更新されているのではないか。私の場合、基準値よりも高い状態が続いているが、特に支障はない。

余談だが、学会のランチョンセミナーって、面白い。
メーカーが協賛でお金(会場費、弁当、軽食代など)大学の先生が演者で発表する。
その大学では、実際はそのメーカーの製品を使っていない場合でも、さも使っているかのように話す。
メーカーも、使っているかのように匂わせることで、宣伝効果がある。
不思議な仕組みだ。