2016年8月16日火曜日

ブライダルチェック

最近は「ブライダルチェック」なる言葉もあるようだ。結婚式場や結納品の下見のことではない。女性の場合は、特に結婚前のチェックという理由でなくても、体調不良から婦人科にかかるなどして婚前に無排卵症であることがわかる場合も多いと思うが、その場合はパートナーに告げるのだろうか。それとも告げないままに一緒になるのだろうか。ブライダルチェックにより、キャンセルされる結婚も中には存在するのだろうか。

ある広告記事によると、日本では6組に1組の割合(16.6%)で不妊症に悩んでいるという。別の情報では100人に1人の割合で男性不妊症があり、また10人に1人の割合で女性が無排卵症であるという。

だとすると、双方に問題はないものの、何故か相性が悪くて妊娠できないケースが16.6-1(男性不妊症の割合)-10(無排卵症の割合)=5.6%あることになる。我々が一般に耳にする不妊治療の苦労話はこの5.6%に関するものがほとんどである。もしかすると、この5.6%にもまだ同定されていない何らかの理由があって(免疫学的理由やその他の理由)、将来的にはそれが解明されるのかも知れない。

つまり、現状はブライダルチェックを経ても、上述のように5.6%の割合で(単純計算で20組に1組の割合で)不妊症に悩む可能性は残される。




2016年8月14日日曜日

孫の教育

子供たちが小学4年生までは、毎月送られてくる教材の採点など、私自ら子供の勉強を見ることもあったが、小学5年生以降はその採点も子供自身にやらせており、子供の勉強を見ることはなくなった。

中学に入り、成績が芳しくない場合などは教えてやろうかと思わないでもないが、今のところ教えていない。親が子供に自ら教えると、子供は反抗して親子げんかになり、期待される結果が得られないことは多いらしい。

親として子供に教えるべきことは、勉強の具体的な内容よりも、もっと理念的な、人生の楽しさとか素晴らしさであるべきであるという思いもある。それが出来ているかどうかは分からない。

一方で、この夏休みもそうだが、長期の休みに帰省すると長男は義理の父(妻の父)に勉強を教えてもらっている。義理の父は現役時代は高校の英語教師で、定年後も近所の大学に推薦入学が決まった生徒たちの入学までの補講を手伝ったり、教員仲間の方と共同で参考書を出版したりしていた。

そんな義理の父も、実の子(妻とその弟)には自ら教えることはなかったそうだ。現役時代は時間がなかったかも知れない。子供に対しては自主性を求めながらも、孫に対しては手取り足取り教えようとするのは、その時点での時間的な余裕に加え、人生に残された時間を考慮した際にそのような心境になるのかも知れない。

今、敢えて子供の勉強に対して自ら手を差し伸べることをしていない私も、孫ができれば熱心に教えるようになるのかもしれない。

2016年8月6日土曜日

コストとリスク

我が家には二人の息子がいる。

長男は幼稚園のころに遠視であることがわかって、その頃から眼鏡をかけている。眼鏡はだいたい4,5万円する。今度、通算4つ目の眼鏡を作る。

次男は、怪我が堪えない。幼稚園から小学校2年生まで柔道をやっていた。小1の冬休みと小2の夏休みに半年くらい開けて2回、鎖骨を折った。小3からラグビーに転向したが、首に負担がかかっているようだ。先日、カイロプラクティックに通ったら、頚椎の4番がずれていた。それを直すと、慢性的な頭痛が治った。

生活の質を保つ上で、長男の眼鏡は欠かせない。一方、次男もラグビーをやめれば首がゆがむ事は無く、頭痛やもっと大きな怪我に悩まされる事もないのだろうが、それがない人生はきっとつまらないだろう。

人生には人それぞれ何らかの余計なコストがかかる一方で、リスクをとって何か行動をおこさないと満足のいく時間は過ごせない。当たり前のことだが、それを再確認した。わたしにとってのコストとリスクとは何だろう。

2016年7月27日水曜日

子宮頸がんワクチン訴訟

先週末、疲労からか白目の血管が切れた。以前は酒を飲みすぎた時に切れていたが、酒を飲まずに切れたのは初めてだった。

そして今朝は、口にヘルペスが出た。そんな折に子宮頸がんワクチンの集団訴訟のニュースがあった。

これについては、副作用はワクチン接種との因果関係が濃厚だが、その発生頻度はその他のワクチンの発生頻度と同程度に留まるという理解だ。いわゆる流行性の感染症の場合には、費用対効果を考えた場合、ある程度の発生頻度で副作用が発生してしまうが、公衆衛生上、そのリスクは受け入れざるを得ないものとしてワクチン接種が推奨される。

しかし、この子宮頸がんワクチンの悩ましいところが、流行性感染症(パンデミック)を対象としたものではなく、子宮頸がんの発症率(罹患率)が(日本人の場合)人口10万人あたり10~20人(約0.01~0.02%)である一方で、ワクチンによる副作用が伝えられる数字によると、重症例で0.047%(1600人/340万人)と、疾患の発症率を上回ってしまっているところだ。

我が家は幸い男の子二人なので接種は考える必要ないが、私のまわりではワクチンを受けたという人は今のところ聞いていない。


2016年7月21日木曜日

リスクヘッジと自前主義

心臓のペースメーカーに代表される「植え込み型の医療機器」という製品群がある。その中にはパーキンソン病や神経因性疼痛に対して、小さなポンプや電気刺激を発するものを体の中に埋め込んで、そこから薬剤を少しずつ放出したり、電気刺激を出したりすることで症状を軽減させるものもある。

これらの製品の主要なメーカーは海外(米国)企業であるが、その製品を構成する部品のほとんどが実は日本製である。それらは基板(配線板)、電池、ポンプなどであるが、中国、韓国、台湾にはまだこれらの高性能パーツの製造は無理なのではないだろうか。

日本企業が日本国内でこれらの部品をアッセンブル(組立)し、製品を作ろうと思えば実現可能だろうが、それをやろうとするメーカーはいない(少なくとも例外的である)。不具合が発生した時の補償などのリスクを考慮すると、部品だけ供給したほうがリスクヘッジにかなっているのだろう。逆に言うと、顧客向けに製品を提供してリスクを取ってまで儲けなくても良いという判断かも知れない。

以上は私の経験から得た話。

過去の歴史においても似たようなことがあった。日本は銅の産出国として古くから中国(宋、明)に銅を輸出していた。中国はその銅を使用して貨幣を製造した。日本は輸出した銅のほか、輸出品の対価は先方の貨幣で支払いを受け、鎌倉~室町時代に日本国内で使用する貨幣はもっぱら中国の貨幣(宋銭、明銭)に依存した。国内での貨幣の流通量を考慮すると、自前で貨幣を製造するより原料(銅)を輸出して鋳造の手間をアウトソーシングしたともいえる。

以上は、司馬遼太郎著書の受け売り。

一方でイギリスは、EU加盟中もユーロを導入することなく、自前の通貨(ポンド)を維持していた。それがベネフィットのつもりがリスクとなり、EU離脱が決定した瞬間、通貨安となり、結果的にソフトバンクによるARMの買収を招いた。自前主義が思わぬところで仇となったと言えないだろうか。

2016年7月16日土曜日

MRIと献血

今日、次男が大学病院の画像センターに脳のMRIを取りに行った。少し前から頭痛があり、暑い日にめまいや吐き気があったからだ。先日のラグビーの交流戦でも体調不良で動きがイマイチだった。

数年前に、近所で脳腫瘍で亡くなった子がいたので、念のためだった。検査結果は異常なかった。あくまでも念のためだったが、異常なしの診断が出るまでは気分が晴れなかった。妻も同様。ただし、次男は偏頭痛持ちの体質なのかもしれない。

先週、献血ルームを訪ねたが、抜歯してから3日以内ということで採血してもらえなかった。ドナー保護のためではなく、血液が口内細菌に感染している可能性があるからとのことだった。

今日、出直して献血ルームに向かった。成分献血は予約できるらしく、そちらの予約は混んでいた。私は全血の希望で、3番目だった。

採血中にDVDを見ることが出来、私は「フラガール」(2006年日本)を選んだ。「タイタニック」(1997年アメリカ)があればそちらを選んだだろうが、あいにくなかった。

フラガールは、くしくも私が映画の舞台である福島県いわき市に近い茨城県北に単身赴任してまもなくの公開だった。施設の名称は「スパリゾートハワイアンズ」という。日立グループの福利厚生のひとつとして、年に何度かチケットの配給があった。小さい子どもにとっては、東京ディズニーランドより人気のスポットだ。関東西部でいえば、「ユネッサン」と似た施設と思えばいい。

大きな違いは、お抱えのフラガールたちがいることだ。ファイアーダンスを行う男性も数名いる。映画では、研修生候補の中に蒼井優がいた。

私が単身赴任して2年目に、近所のコンビニで高1の女の子がアルバイトを始めた。女優で例えると、蒼井優と黒木華を足して2で割った感じだった。あまり変わらないかも知れないが。

昨日まで中学生だった女の子が、徐々に化粧を覚え、あっという間に高校を卒業して旅立っていった。東京の短大に行くということだった。今、25歳くらいか。まだ都内にいるのか。


p.s.
お気づきの方もいるかもしれないが、私のブログでは広告が表示されない設定にしている。Bloggerはデフォルトでそのようになっている。広告が表示される場合、表示される内容は閲覧者の検索履歴等に依存すると思うが、サイト主としてはいらぬ勘繰りをされたくない故。






2016年7月12日火曜日

ジワジワくる話

仕事を終えて自宅に着くと、同じマンションに住むご婦人が我が家を訪ねたものの留守で帰ろうとするところだった。長男は塾、次男はそろばんで妻はその送迎。

「○○さんですか?」
「はい」
「中学2年生にお子さんがいますか?」
「はい」

そのようなやり取りをした後、彼女が言うには昨日、学校で中1の息子さんの自転車の鍵が壊れたのだという。

「あの馬鹿息子、また悪さしたか」と一瞬、私の表情はこわばったが、話を聞くと鍵が壊れた自転車の後輪を持ち上げて帰っていると、その日はたまたま徒歩で通学していた息子が一緒になり、自転車を持って帰るのを手伝ったのだという。

そのお礼に、とのことでアイスクリームをいただいた。

もうひとつ。

先日、子供達が幼稚園の頃のビデオを見ていた。体格のいいお父さんがいて、「この人だれや?」と妻が言ったとき、「○○さんのご主人や」と私が教えてやった。当時は知らなかったが、その後、小学校時代にどこかでご家族でいるところを見かけて知った。

その数日後、中学校の授業参観があり、妻がその奥さんと一緒になり、「そういえば幼稚園のビデオを見てたら、体格のいい人がいて誰だろうと思っていたら、旦那が『○○さんのご主人や』って教えてくれた。何であの人がそんなこと知ってんねん!」と軽く笑いがあったらしい。

なんか、俺がその奥さんにずっと思いを寄せていて、どんなご主人か観察してたみたいやし。密かにに思い続けられてたみたいに感じで、その晩、ジワジワ来てたりして。

小学校を卒業すると中学校には行くこともないので、基本的には会うこともないのだが。

どや、ジワジワ来たか?