2015年12月22日火曜日

縁のある名前、ない名前

昨日、派遣社員の人が辞めて行った。NHK「おはよう日本」の和久田アナウンサーに似た感じの人だった。

40数年生きてくると、この名前とは縁があるな、と思うことがある。と同様に、この名前とは縁がないな、ということもある。

「ある」ほうで言えば、私のサラリーマン人生の中ではじめて女性の後輩として面倒を見るように配属された人は、妻と同じ名前だった。漢字まで同じだった。妻と結婚した後のことである。

一方、「ない」方で言うと、私が日立系列を辞めた直後に働きすぐに辞めてしまった会社で、同じグループで働いていた人と、昨日、辞めていった派遣社員の人は同じ名前だった。

以前、すぐに辞めてしまった会社の人は、私が辞めた後、まもなく辞めてしまったそうなので、どこかで彼女の人生にいらぬ波紋を立ててしまったのではないかと心が痛んでいた。

昨日、辞めた人が入社してきた時、同じ名前であることに気づき、どこかでその時の代償としてその人のことをサポートしてあげられたらいいな、と思っていたので、残念であると同時に「縁がない名前だな」という感が強い。 もっとも、彼女にとっては正社員としての希望の職が見つかったとの事であるので喜ばしいことではあるが。

彼女は地方の大学を出て、その後、一度は地元で就職した後、東京に出てきて働き出したそうなので、その過程に勝手に「失恋」の影を感じていた。

私の知り合いにロンドン駐在中の人がいて、彼はまだ独身なので、帰ってきたら会わせてみようかなというところまで「のびしろ」を描いていたので、つくづく残念である。

というわけで、今日はこの曲で一日をはじめたいと思います。皆様もよい一日を。



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