[形動]ある事柄がその分野に新時代を開くほど意義をもっているさま。画期的。「エポックメーキングな発明」 (デジタル大辞泉より)
「今日は木曜日だが、あいつ、昼飯どうしたんやろう?」と、関心を持っている人がどれくらいいるでしょうか。
最近、想定読者一人で書くことが多かったので、 一人でもいてくれれば嬉しいですが。
妻には内緒なのですが、私に新しいランチパートナーが出来ました。
古くからの読者がどれくらいいるか分かりませんが、そう、今日は木曜日。外食の日でした。
ちなみにそれ以外の日は、NHKの昼のニュースをワンセグで見ながら、妻の作った弁当をデスクで食べています。そして少し昼寝します。
旧・ランチパートナーは、約一月前に新しい職場に旅立って行きました。うちにいた時は派遣社員でしたが、その会社では将来的には正社員になれる可能性もあると言っていました。
新しいランチパートナーにもそのうち良いことが起こるよう、 私に出来る範囲で大切にしたいと思います。既婚者ですが(苦笑。
そのうち、私とランチに行くと運気が向いてくるという都市伝説が生まれる日が来るかも知れません。
しかし、会社という場所は人生のある時期においては(就労期間)、一日の半分ちかく、人によってはそれ以上を過ごす場所です。かつ、配偶者とはいえ社内の人間で無い限り自由に出入りすることは出来ません。 「罪悪感を感じない範囲で」、一緒に飯に行きたいという人がいて、実際に行けるというのはとても幸せなことだと思います。
いささか「自意識過剰」ぽくて恐縮ですが、まだ独身の頃、同じ会社でたまに飯に誘ったり飲みに誘ったりしていた後輩(女性)がいました。彼女がその誘いに乗ることは結局、一度もありませんでしたが、ある日、急に(私もたいがい秘密主義なので)社外の女性と結婚することを社内に公表すると、その後、彼女は拒食症のようにみるみるうちに痩せていきました。
私の結婚との因果関係は不明で、もしかするとご両親の介護疲れだったのかも知れませんが、「最近、食べる量が足りてへんのとちゃうか?よし、食べ放題でも行こうか!」とダメ押しの誘いも躊躇するほどのペースで痩せていき、「そんなまででも何らかの理由でで誘いには乗れなかったんやな・・・」と、自惚れによる勘違いの可能性は承知の上で気の毒な思いがしました。
もう、結婚して子供もいるでしょうね・・・。
そのような経験もあったので、会社の中で二人で飯に行くのは抵抗がある人はあるだろう。(たびたび自惚れで恐縮ですが)行きたくても、周囲の目やいろいろ気にして断られるかもしれない。
だったら何人かで(大勢で)行けばいいじゃないか。と思うかもしれませんが、大勢で行くのと二人で行くのとは全然意味合いが違うんです。これは声を大にして言っておきます。二人で行かないと話さない内容もあるし、そういう会話ができるからこそ意味があるのです。
そう思っていたさなか、彼女は私の誘いに乗ってくれました!大げさですが、もしかすると「清水の舞台から飛び下りるつもりで」来てくれたかも知れません。本当に大げさですね。
もしも、そうだとすると、私はその勇気を大切に受け止めなければならないと、喜びをかみしめています。そんなに喜んでくれるなら私も行ってあげたのに・・・という人も出てくるかもしれません。
そして、私にとっては、この木曜日のランチだけが、唯一、住宅ローンや車のローン、マンションの修繕積立て金や固定資産税などを忘れて、羽を伸ばせる「伸びしろ」。
この1時間をいかに充実させようかという涙ぐましい努力が、皆様にとっても何かの参考になれば幸甚です。
というわけで、今日は同伴者がおりましたので定点観測の写真はございません。あしからず。
行った店も、私の手帳にだけ書いておきます。
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