サンドウィッチマンのコントに「小麦が香る男」というのがある。
(リンク先はyoutubeではありません)
サンドウィッチマンのコントといえば、テレビでよく見かけるのは富澤がボケるパターンだが、こちらは伊達がボケるパターンだ。
私はある一点において、このコントが一番好きだ。 それは、パン好きな(小麦香る)変人(伊達)が、テレビ「情熱大陸」から(何度も)出演のオファーを受けるものの、それを丁重に断るシーンがあるからだ。伊達の台詞曰く、「俺はパンを広めたいのであって、俺自身が広まる(有名になる)必要はない」。
かく言う私も、実は何度か番組出演のオファーを受けていて、丁重にお断りしている。一度は、テレビ局で偉くなった高校の同級生が、国会議員の妻を伴ってわざわざこんな田舎の自宅まで説得に来たこともあったものだ。
・・・
嘘です。
私のマンションの住人、または子どもの同級生のご父兄がちょくちょくテレビに出ておられる。今日も「ブラタモリ」の伊豆大島の回に、地質の専門家として出ておられた。過去にも別の方が同番組に出演を依頼されたが、自分が出るのは嫌で、部下に頼んだ方もいたという。伊豆大島の回に出られた方も、必要最小限に(仕方なく)出た、という感じだった。あくまでも私の印象だが。
「情熱大陸」は、葉加瀬太郎のバイオリンソロが素敵過ぎる。演歌における「哭(な)きのトランペット」に勝るとも劣らない。あれにやられて(自分のポリシーではないものの)思わず出てしまう人もいるのかもしれない。音楽の力とは大きい。
一方で、テレビに出るということは、人間としてどこかが壊れてしまう部分もあるのではないか、と思わせる、若き俳優の死のニュースであった。
私はある一点において、このコントが一番好きだ。 それは、パン好きな(小麦香る)変人(伊達)が、テレビ「情熱大陸」から(何度も)出演のオファーを受けるものの、それを丁重に断るシーンがあるからだ。伊達の台詞曰く、「俺はパンを広めたいのであって、俺自身が広まる(有名になる)必要はない」。
かく言う私も、実は何度か番組出演のオファーを受けていて、丁重にお断りしている。一度は、テレビ局で偉くなった高校の同級生が、国会議員の妻を伴ってわざわざこんな田舎の自宅まで説得に来たこともあったものだ。
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嘘です。
私のマンションの住人、または子どもの同級生のご父兄がちょくちょくテレビに出ておられる。今日も「ブラタモリ」の伊豆大島の回に、地質の専門家として出ておられた。過去にも別の方が同番組に出演を依頼されたが、自分が出るのは嫌で、部下に頼んだ方もいたという。伊豆大島の回に出られた方も、必要最小限に(仕方なく)出た、という感じだった。あくまでも私の印象だが。
「情熱大陸」は、葉加瀬太郎のバイオリンソロが素敵過ぎる。演歌における「哭(な)きのトランペット」に勝るとも劣らない。あれにやられて(自分のポリシーではないものの)思わず出てしまう人もいるのかもしれない。音楽の力とは大きい。
一方で、テレビに出るということは、人間としてどこかが壊れてしまう部分もあるのではないか、と思わせる、若き俳優の死のニュースであった。