2024年5月3日金曜日

子育てを振り返る(12)つくば市高校新設に関する私見

つくば市に、市立高校の設置を求めようという動きがあることを存じ上げております。それに関して、私見を述べます。

正直、私の中には市への要望として高校設置を求めるという考えはありません。

過去に市立高校がある自治体に住んでいたことはあります。そのような場合は、県庁所在地(鹿児島市)や政令市(名古屋市)でした。ですので、人口25万人規模の市でそれをやるのは自己肥大も甚だしい、それを望む市民もクレーマー市民だと思っています。

先のエントリーを考慮し、結論から言うと「お前が潔く竹園諦めて土浦二高か牛久栄進にいけばいい話。市外といっても通学範囲。屁理屈言うな」です。

市内には、県立とはいえ中等教育学校があります。その動機は、つくば市内から土浦一高に通う子の通学の負担を軽減することにあったのではないかと考えます。他でも述べたように、つくばセンターから土浦一高までは片道10キロあり、TX開通後の研究学園エリアからはそれ以上の距離があります。

しかしながら、中等教育学校設立後も、一定数の(あるいは、少なくない数の)高校受験肯定派または土浦一高志望がいて、つくば市内の生徒が土浦一高を選択している状況かと思います。

ぶっちゃけ、つくば市内に中等教育学校ができると聞いたとき、「受験マシン層がバイパスしてくれるので、土浦一高入りやすくなる」と小躍りしました。中等教育学校の設立(により、一定数、そちらに生徒が流れること)がなければ、長男の学力では土浦一高合格はなかったでしょう。そして、何度も言いますが、ヨット部の復活はなかったでしょう。

その土浦一高も段階的に中等教育学校化がすすめられています。もしも、少なくない数の高校受験肯定派がいるとすれば、土浦一高の中等教育学校化は県民の期待にそぐわないものと言えるかもしれません。

つくば市に話を戻します。つくば市の教育委員会が高校設置前に検討すべきは、中学校給食の支給と無償化であるはずです。その順番を間違えてはいけないと思います。

職業訓練校に近い筑波大附属高の移設もあると聞いています。大学進学にこだわらない幅広い進路の選択が可能となることは喜ばしいことです。

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