2024年5月3日金曜日

子育てを振り返る(11)暴論と余計なお世話

 つくば市では、いろいろなNPO法人が活動していて、その設立には市も協力・助成をおこなっています。

今回、「学校教育とyoutubeだけで東大合格を目指す会」(仮)というNPO法人の設立を有志で行う運びとなりました。

我々の時代は、地方公立校はZ会の通信教育の力を借りながら、東大を目指したものでした。今やインターネットをはじめとする技術革新はZ会にもビジネスモデルの変容をせまるほどの影響力をもっています(Z会のビジネスモデルの変容は、少子化と中高一貫教育が大きいと思いますが)。

と、ここまで尾ひれを付けたうえで、上の話がホラであることを告白します。

竹園東学区には生まれつきのDNAの馬力をもってして上記のような条件でも東大合格をする子は実際にいます。「どのyoutube見てたの?」という純粋な興味はありますが、我々のような凡人は、そのコストと「入学してから出会う友人のバラエティ・価値観・面白さ」を考慮すると、今日の受験環境では東大・京大は選択肢から外して、自然体で受かる旧帝大・中堅大(筑波大を含む)を目指す方が、大学に入ってからの出会い・生活は楽しい、という暴論を展開したいと思います。

そして、その前段階に遡り、高校受験に関してです。最近、妻のママ友から聞いた実話を参考にしています。

兄弟が二人以上いる場合は、その「差」が小さいことが家族円満の秘訣です。片方が賢すぎて、片方が出来が悪すぎると、できが悪いほうが卑屈になって自ずと和を乱すことになることは往々にしてあります。

その前提で、「土一・兄弟2枚揃える」ことは容易ではありません。ちょっと自慢したい自負があります。ママ友にも一人くらいしかいません。他に上位互換として「開成・土一」パターンもありますが。「土一・竹園」パターンは多いと思います。

ここで悲惨なのが「土一・竹園連敗」「竹園連敗」パターンです。その場合、常総・土浦日大等に進むことになると思いますが、「特待生を取れているか否か」が家庭の経済状況に大きく影響します。

特に常総の場合は、東大合格者が年に1,2名います。彼らはもともと土浦一高志望であった可能性は高いと思います。土浦一高に合格して落ちこぼれるよりも、そのような子のほうが長い目で見ると成功していると言えるのかもしれません。うちの長男も、野村塾の先生に「お前のようなやつは土一落ちて常総行ったほうが良かった」と怒られたことがます。

霞ヶ浦高校から筑波大学医学部に合格したケースもありますね。筑波大医学部に関しては、土浦二高から複数名合格した年もあったはずです。

常総、土浦日大の特待生を取れずに「土一連敗」「竹園連敗」はきついです。とくに竹園の場合は、特待生取れて落ちるケースは少ないでしょう。

特待生取れずに二人私学はきついと思います。一人年間100万円。それ以外に、スポーツの遠征費としての寄付などもあるでしょう。

ですので、前のエントリーでも言いましたが、土浦二高、牛久栄進でも大学進学は可能です。無理に竹園つっこむくらいなら、潔く土浦二高、牛久栄進にしましょう。

それができれば、「東大・京大避けて旧帝・中堅」という価値観も理解いただけるのではないかと思います。

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