2024年7月14日日曜日

托卵妻

 今日の大河で、吉高が蔵之介に腹の子が道長(柄本)の子であることを打ち明けるシーンは良かった。いみじくも、日本における托卵妻の割合が6-10%くらいになるというニュースがあった(イギリスの調査では4%、25人に一人の割合とのこと)。ヤフーのニュースでは、兄弟のうち片方のみが托卵のケースもあるというので、世の中は複雑である。

以前、「この世界の片隅に」でも子の出来ない夫婦の夫が、妻を昔の恋人と二人きりにして閉じ込めるシーンについて考察した(現在は下書きにしている)。夫が不妊の原因が自分にあるとした場合、妻に他の男の種で子ができることを許容するケースは多いのではないか。上のシーンも、フィクションであるにしても、高齢の蔵之介からすれば自分の年老いた種では子はできないと思っても不思議ではない。

現代は、否応なく役者もプライベートを見られてしまう時代である。性格の悪い役者はすぐバレる。プライベートの評判の悪い役者は、たとえ演技がうまかったとしても人気はでないだろう。もっとも、今日、そこまで演技のうまい役者がいるのかわからない。私個人的には、京都に住む女優の悪評が耳に入り、その人が出ている番組は見る気がしない。

暗闇の中で、やみくもに刀を振り回していたら、鍔が袖に触れてしまった役者がいた。その後、10年、動向を拝見しているが、悪い評判を聞かない。誠に幸運な人生であった。



0 件のコメント:

コメントを投稿