セミが鳴き始めたらしい。朝、近隣の清掃をしていても、セミの抜け殻や、まだ抜ける前の殻を見かけたりしている。
しかし、実は2,3年前に耳鳴りが始まって、その頃から耳鳴りなのか、セミの鳴き声なのかがわからない。蝉の鳴き声も、耳鳴りに聞こえるのだ。健康診断の聴覚検査も不安だが、今のところパスしている。
なので、セミが鳴いていてもうるさいとは思わず「耳鳴りか?」と思ってしまう。ひるおびで八代弁護士も似たようなことを言っていた。
振り返れば、40代は「自分の弱さを受け入れる」10年であった。ちょうど10年前ぐらいに心臓の不調があり、じばらく薬に頼っていた。その時のかかりつけ医に耳鳴りの相談をすると「効く薬はない」と言われた。その時のかかりつけ医は数年前に閉院してしまい、医師は現在、勤務医をしている。病院も潰れる時代である(いつかの泌尿器科とは別の医院である)。
耳鳴りと同時に老眼もひどくなり、メガネを作った。それまではJINSのリーディンググラスで済ませていた。メガネは長男が長年、遠視のメガネでお世話になっていたところで作った。レンズも薄くした。聞くところによると、『薄いレンズを作れるギルド』があるらしく、茨城ではその店舗だけが加盟を許されているらしい。長男が京都でかかっている眼鏡屋もおなじくそのギルドに入っている店で、そのことを知ったという。
そんな感じで老体に鞭打って生きている状態だが(一番のストレスは、老眼によって若い頃のように仕事できないのが苦痛だった。今は慣れた)、来たるべき脅威に、がんとアルツハイマーがある。幸い、家系的には両者は無縁だ。その手前に、タイトルの「前立腺肥大症」がある。
症状としては、
1)頻尿(何回もトイレに行く)。「過活動膀胱」という病気もあるけど、男性の場合は前立腺肥大とも「会話している」かも知れません。
2)排尿障害(しょっちゅうトイレに行くけど、尿が出ない)
そして
3)「追っかけ漏れ」(ズボンの恥ずかしいシミ)だ。
何年か前に、洋服の青山で追っかけ漏れのためのパッドを入れるポケットが付いたボクサーブリーフを見かけた。今もあるんだろうか。
前回、書いたように、前立腺肥大症のリスク因子は「精液を貯めること」だと思っている。定期的に出さなければならない。
そのための「治具(ジグ、治具はもともと英語jigで治具は当て字。manufacturing toolという別表現を聞いたことがある)」はいろいろあるが、最近、AIの進歩も追いついてきた。だいたい、新しい技術の普及にはエロが貢献することは周知だが(インターネットの普及も)、AIも例外ではないようである。具体的には言わない。
「がん」や「アルツハイマー」は儲かる薬が出ると注目されて啓発も進むんだろうが、前立腺肥大症はたいして儲からないのか新しい薬も聞かないし、地味なところで地味にQOLを下げます。
以上でvol.4は終わり。
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