大谷のECCのCM「英語が話せると未来が変わる」が、一平の騒動を考慮すると皮肉だと一部で話題になっている。
。
ここで、数学の「逆、裏、対偶」の面からこの構文を分析したい。
*時を同じくして「石丸構文」というのもホットである。私は、石丸氏はある医師の亜種であると思っていた。その医師が石丸氏をどう捉えているのだろうか、と思い、Xを確認した(一時、フォローしていたが、今はしていない)。その医師も客観的に都知事選を考察していた。同類だという自覚はなさそうだ。
「逆、裏、対偶」の概念は他を。図を書く手間がもったいないので。p→qで解説しているのがわかりやすい。ここで、「未来がかわる」は場合によっては「いいことがある」に変えたほうがわかりやすいので、そうします。
p:英語が話せる
q:未来が変わる(いいことがある)
1)逆:q→p「未来が変わると、英語が話せる」
「一平がいなくなったので、英語がしゃべれるようになった」と言うのであれば、結果オーライです。
キャリアの観点から言うと、「海外駐在を命じられて、その結果、英語が話せるようになる。」となるかと思います。まま、あることです。
2)裏: NOT p→ NOT q「英語が話せないので、いいことがありません(でした。意訳して「嫌なことがありました。」)まさに、一平事象です。もう少し英語が話せたら、気づけたかも知れないという後悔がにじみます。
キャリアの観点で言うと、「英語が話せないので、未来が変わりません(海外駐在のチャンスがありません)。」でしょうか。こちらも、ままあることです。
3)対偶:NOT q→ NOT p「いいことがないので(嫌なことがあったので)、英語が話せません」。これはいけませんね。英語が話せないのを一平のせいにしてはいけません。
キャリア的に言うと、「いいことがないので(チャンスがないので)英語が話せません」。キャリアの観点からもよろしくないですね。他力本願過ぎます。英語ができない理由を、他のせいにしてはいけません。
先日の吉野先生のセミナーでは、中高生のキャリアプランに関して、「プロダクト・アウト」「マーケット・イン」の観点から説明していました。今、手元にあるスキルで、できることをやる。一方、なりたい姿があって、それを目指す。そのうち、両者は会話し始める。できることをやっていると、他のスキルも身につき、チャレンジしたい仕事の幅も増える、ということかと思います。
全然、まとまっていませんが。
0 件のコメント:
コメントを投稿