2024年7月10日水曜日

「英語が話せると未来が変わる」の逆、裏、対偶(キャリアアップの観点から)

 大谷のECCのCM「英語が話せると未来が変わる」が、一平の騒動を考慮すると皮肉だと一部で話題になっている。

 

ここで、数学の「逆、裏、対偶」の面からこの構文を分析したい。

*時を同じくして「石丸構文」というのもホットである。私は、石丸氏はある医師の亜種であると思っていた。その医師が石丸氏をどう捉えているのだろうか、と思い、Xを確認した(一時、フォローしていたが、今はしていない)。その医師も客観的に都知事選を考察していた。同類だという自覚はなさそうだ。

「逆、裏、対偶」の概念は他を。図を書く手間がもったいないので。p→qで解説しているのがわかりやすい。ここで、「未来がかわる」は場合によっては「いいことがある」に変えたほうがわかりやすいので、そうします。

p:英語が話せる

q:未来が変わる(いいことがある)

1)逆:q→p「未来が変わると、英語が話せる」

「一平がいなくなったので、英語がしゃべれるようになった」と言うのであれば、結果オーライです。

キャリアの観点から言うと、「海外駐在を命じられて、その結果、英語が話せるようになる。」となるかと思います。まま、あることです。

2)裏:  NOT p→ NOT q「英語が話せないので、いいことがありません(でした。意訳して「嫌なことがありました。」)まさに、一平事象です。もう少し英語が話せたら、気づけたかも知れないという後悔がにじみます。

キャリアの観点で言うと、「英語が話せないので、未来が変わりません(海外駐在のチャンスがありません)。」でしょうか。こちらも、ままあることです。

3)対偶:NOT q→ NOT p「いいことがないので(嫌なことがあったので)、英語が話せません」。これはいけませんね。英語が話せないのを一平のせいにしてはいけません。

キャリア的に言うと、「いいことがないので(チャンスがないので)英語が話せません」。キャリアの観点からもよろしくないですね。他力本願過ぎます。英語ができない理由を、他のせいにしてはいけません。

先日の吉野先生のセミナーでは、中高生のキャリアプランに関して、「プロダクト・アウト」「マーケット・イン」の観点から説明していました。今、手元にあるスキルで、できることをやる。一方、なりたい姿があって、それを目指す。そのうち、両者は会話し始める。できることをやっていると、他のスキルも身につき、チャレンジしたい仕事の幅も増える、ということかと思います。

全然、まとまっていませんが。

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