https://www.science-academy.jp/news.cgi?num=171402746624743
少し遅れましたが、参加してきました。参加費¥1,000。エポカルのメインホール、入った覚えなかったですが、なんか入ったことある雰囲気でした。
参加者のメインは、近隣の中高生でした。つくば・土浦のみならず、古河中等学校の姿もありました。また、公立だけでなく茗溪、土浦日大の姿もありました。総勢約500名の参加。会場の収容人数は1000名くらいでしたっけ?中ホールの方は200名だったかと思います。
講演は約1時間。トピックは3つで
1)リチウムイオン電池:負極材の話
2)2050年の未来の話
3)オゾンホールの話
だったかと。以下、私が感じた要点。
1)吉野先生は現在、産総研の特別フェローのようですが、ノーベル賞受賞当時の研究は旭化成在籍だったと思う。リチウムイオン電池の負極材に関して、いくつか特許を出願。一方で、講演で触れられた内容ではないが、リチウムイオン電池の負極材は日立化成の主力製品だった。旭化成が独占できなかった理由は何だったのだろうか。ノーベル化学賞の受賞は2019年。すでに私は2011年いっぱいで日立化成を退社していたので、それを確認するすべはなかった。今日の講演でも質問を募集していたので提出したが、時間の関係で中高生の質問が優先だったので、答えは聞けず。
2)2050年の社会の未来予想図。その中に、自動感知ブレーキのシーンがありましたが、すでに先日の新プロジェクトXでも取り上げられた通り、すばるによって実現されましたね。前倒しで達成かと思います。また、その開発に携わった柴田さんが執行役員になっておられるようですが、組織もそれくらいの規模感が良いと思う。どことは言わないが、役所よりも高度化した官僚組織と揶揄される民間企業もあるかと。
3)オゾンホールの話。原因がフロンガスと突き止めたことも功績(ノーベル賞受賞)。その後、国際的な枠組みの中での取り組み(国連による)の中で、2030年までに完全治癒の見込み。2030年はSDGsのゴールに設定されている年。また、オゾンホール完全治癒に関しては、「9月16日はオゾン層保護のための国際デー」であることを大阪万博でも触れるようにと吉野さんが吉村大阪府知事に提言したとのこと。その提言を守るか否か、大石さんあたりに監視してもらおうか。
個人的には、大阪万博は延期。状況が整い、「時が来た」と呼べるまで。延期したとしても、将来的な含み益は変わらないのでは。
追記:モバイルITバッテリーと車載バッテリーの比って、どれくらいと思う?
2022年時点で1:4、2025年時点で1:8の予想(モバイル:車載)。
Just FYI
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