2024年7月22日月曜日

調剤グループ・ドラッグストア・各社の特徴と今後の展望 1)ツルハ・ウェルシア

 まず、起点のアマゾンとの提携を発表したウエルシアの株価が下がっているとのニュース。

ウエルシアはイオン傘下の下、同業下位のツルハとの統合(存続会社はツルハ)が2月28日に発表されました。

ウエルシア:合併発表後、継続的に下がっていて、むしろこのニュースでも上向かないという感じ。

https://finance.yahoo.co.jp/quote/3141.T?term=1y

存続会社のツルハの方の株価も同じ

https://finance.yahoo.co.jp/quote/3391.T?term=1y

尚、イオンは直近で13.59%ツルハの株を所有する筆頭株主。

https://www2.jpx.co.jp/tseHpFront/JJK010030Action.do

イオンがツルハに「ウエルシアの株を売るから合併しろ」、と言ったというところか(引用:議決権ベースで過半を超えない範囲でツルハ株を取得して子会社にする考え

まず、ウエルシアの株価が上向かない理由としては、

(個人的な意見)

① 処方薬(病院で処方箋を出された上で調剤薬局で購入する薬)をネット販売することに対して、メリットよりもリスクが懸念される。

② これ以上、物流の負担を増やしても、現状、改善傾向が見られない中で破綻に向かうだけである。

③ そんなに頻繁でもないであろう処方薬の処方・配送をオンライン化するメリットあるの?医療機関のない僻地・離島だけでは?

そんなところかと思います。また、ツルハの株価がさえないのは、合併したシナジーが見えないからだと思います。合併してリストラするにしても、店舗が被っているエリアがどれくらいあるのでしょう。店舗を閉鎖して足りない薬剤師を他に回せるのであればサービスも改善しますが、そのへん、見えないのではないでしょうか(引用:店舗のブランドはそれぞれ維持する考えだが、具体的には3社で協議する)。


各論として、ツルハ・ウエルシアに関しては、以上とします。以下、特徴のある企業と多少、エピソードを交えられるものとして、

2)日本調剤

3)アインHD

4) スギHD

について触れたいと思います。が、各社長くなると思うので、それぞれ別の投稿とします。

これに関しても、すでに枚数を費やしていますね。では、またのちほど。




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